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10月23日(土) 霜降(そうこう) 旧暦9月18日
秋晴の青空で休日がはじまった。 今日は久しぶりに飯能市の山間名栗に住む石田郷子さんを友人たちと訪ねる。 途中まで郷子さんが車で迎えに来てくれて、飯能市立美術館に隣接する神社にたちよる。 飯能の今日の空。 市立美術館。 狛犬の大きなマスクをして。。 木々に囲まれた鄙びた小さな神社。 そして、名栗の空。 ああ、懐かしい青空。 小さな山に登るべく歩いていると、鳥の声。 「ああ、ジョウビタキだ」と郷子さん。 「どこ、どこ」という私たちに指をさしてその場所を教えてくれる。 石田郷子さんには、大いなる野性があって誰よりも早く鳥声をキャッチする。 遠くにいたジョウビタキをやっとわたしは見つける。 しばらくいて鳴き声発したかと思うと飛んで行ってしまう。 寝ころんでコスモスが咲いている。 いや、寝ころんでいるのではなく、風に倒されたのだ。 それでも風に揺れてコスモスらしく(?)咲いていた。 途中で出逢った水道の蛇口。 ひねって水を出そうとしたが、ビクともしなかった。 芒の道。 青空にひときわはえる。 ここから山登り。 竹林をぬけてゆく。 この蜘蛛が行く手をふさぐようにして蜘蛛の囲をつくりあげていた。 それをまず棒先で払ってからすすむ。 頤を突き出すようにして急斜面をのぼっていく。 郷子さんが、シティR女のわたしがばてたら止めるよ、という。 なんの、なんの、新しいスニーカーを履いてきて正解だった。 ぴったりと足にフィットして体も軽い。 眼下に山里がひらける。 気持ちのよい風。 今日はさまざな草花に出会う。 写真を撮って、メモ帳に書付けそれを帰るまえに、郷子さんにもう一度確認して、このブログで紹介しようと思っていた。 だが、だが、 わたしはそのメモ帳などが入っている手提げをどこかに忘れてしまってきたらしい。 池袋について、トイレに入って気づいたのだった。 あれ、ない、って。 石田郷子宅に忘れたのかと思い電話をしたが、ないということ。 たぶん途中のどこか、電車に置き忘れたのかもしれない。 ということで、せっかく草花のおさらいをしたのに、すでに思い出せない。 わかるもののみ、紹介しますね。 釣舟草。 白だもの木にたった一粒の赤い実。 「しろだもの木の赤い実ってなかなか見られないらしいよ」と郷子さん。 栴檀草。 これはあっちこっちと咲いていた。 一見、石蕗の花のように見えるが、これは、薬師草。 珍しいらしい。 蝮草の実。 いろいろな箇所でみて、見るたびにドキッとする。 麓近くの家の猫。 じいっと見ている。 一面の蓼の花。 自分の影などを置いてみる。 これはトタン塀にうつったわたしのボウボウの頭。 実際はこれほどボウボウじゃないと思うんだけど。。。 靴紐を結びなおしている友人。 いま、この写真を見て友人が髪を切ったことに気づいた。 どうもいつもと雰囲気がちがうと思った。 長い髪も素敵だったけど、ボブも良く似合ってますよ。 石田郷子さんが飼っている目高。 水槽がいくつもある。 「殖えちゃってどうしようかと思ってる」と笑う郷子さん。 どの目高ものびのびと倖せそうだった。 草の実をつけたわたしのセーターの袖口。 そしてわたしのスニーカー。 汚れて見えるけど、おろしたて。 これは飯能にむかう電車をまっているとき。 明後日あたりに脚がいたくなるかもしれないけど、 すごく楽しい一日だった。
by fragie777
| 2021-10-23 23:44
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Comments(5)
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