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10月16日(土) 旧暦9月11日
今日の会場となった小石川後楽園の赤き実。 なんの木だろうか、鳥がさかんに鳴いていた。 無事に授賞式も終わり、このブログを書き始めた。 さっきスタッフとワインで乾杯して無事に授賞式がすんだことを確認しあったところである。 とても良い会であったと思う。 なんだか久しぶりに飲んだワインに酔ってしまって、ブログを書くのが精いっぱいである。 今回は12回目となるのだが、あらためて田中裕明賞は、愛されている賞であることを認識したのだった。 応募者、受賞者、選考委員の方々、そして応援してくださっている人たちによって育てられて行く賞であること思う。 主催者のわたしたちもそういう方たちのお気持ちに応えるべく、頑張っていきたいと思う。 会が終えたいま、改めてそう思っております。 今日の会の詳細は、すべて記録されておりますので、電子書籍版「第12回田中裕明賞」をお読みいただきたいと思う。 「田中裕明賞」の設立を強く望まれた今は亡き綾部仁喜氏が、「田中裕明賞は批評の場でなくてはならぬ」とおっしゃったのであるが、今回の授賞式はそのことの大切さを再度おもわされたのだった。「本来なら泊りがけで夜を徹して批評し合う、そんな場であっていいのだ」とも綾部仁喜氏はおっしゃっていたのだった。 以下は、写真のみでの本日あらましとなってしまいますが、ご容赦を。 わたし、もうヨレヨレでございます。
午後1時半から涵徳亭にて開催される。 準備をまつ授賞式のグッズの一式。 12時半にならないと入場できないのである。 授賞式前。 いよいよ始まる。 yamaokaの挨拶と賞状授与は省略して、 田中裕明夫人である森賀まりさんのご挨拶。 句集『琵琶行』を丹念に読んでのご挨拶だった。 髙田正子選考委員による選考経過報告。 如月真菜さんにの受賞のご挨拶。 生活の大変さを詠んだ負の要素の多い句集だったが、この度の受賞で報われた思いがする。と。 関悦史選考委員のご挨拶。 句集『琵琶行』はあとから再び読み返すと選考会できづかなったいい句があると、その句について評された。 髙柳克弘選考委員。 「つかのまを近江住まひや遠砧」の句集冒頭の一句より心をとらえられたと。通常「遠い」という言葉を使った句は評価しないことにしているが、この句には重みを感じた。と。 安定した深みのある詠みぶりを評価。 やはり第一句目の「つかのまを近江住まひや遠砧」が好きとも。 佐藤郁良選考委員は、お仕事上どうしても抜けられらずお言葉をいただき、スタッフ文己さんが代読。 今回句集『からだから』で応募してくださった藤原暢子さんが出席してくだった。藤原さんは北斗賞を受賞されている。 ![]() 「出版社「文學の森」の「俳句界」の編集部の加藤万帆美さんが、「是非にうかがいたい」ということでご出席くださった。 如月真菜さんの担当で、また、北斗賞を受賞された藤原暢子さんの担当でもあられたということ。 今日出席がかなわなかった応募者の方で、お言葉をくださったのが安里琉太さんと篠崎央子さん。 お二人とも懇切なお言葉を下さったことを申し上げておきたい。 安里琉太さんは、自身の俳句のこともふくめてこれからの俳句のありようにも思いをいたし、また俳句の読みについて選考委員にも問うかたちで、問題を投げかけている。 閉会の挨拶をする関悦史選考委員。 安里琉太さんの言葉について、「批評の軸自体を再認識させられた」と。 授賞式を終えて記念撮影。 田中裕明さんと。 授賞式のあとは、小石川後楽園の庭園を吟行していただく。 その前に記念撮影。 あとはそれぞれに吟行。 女子はよもやま話に花がさく。 ご出席くださいました皆さま、今日はお疲れ様でした。 そして、ありがとうございました。 皆さまのご挨拶をあまりにも乱暴にご紹介してしまいました。 是非に電子版「第12回田中裕明賞」をお読みいただきたいと思う。 読み応えのある一冊となること間違いなし、です。 ![]()
by fragie777
| 2021-10-16 21:55
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