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10月6日(水) 旧暦9月1日
先日歩いた谷保の田圃。 ここの案山子はおもしろい。 まるで人間のよう。 ねっ、人間がうずくまっているようでしょ。 今日の大石悦子氏の「俳句日記」 に「としよりの田」という言葉が使われているが、はじめて聞く言葉である。これは繰り返し使われていささか疲れている田圃のことなのだろうか。 年寄りの田であっても若い田であっても稲雀はお構いなしに元気だ。 この田圃の前に立って、友人が「この稲すこし色が悪いわ」って言う。 もう何度もわたしたちはここの田圃にやってきて稲をみているのだ。 わたしは気づかなかったけれどそう言われてみるとすこし色がくすんでいるような。 この田は「としよりの田」なのかもしれない。 10月3日づけの大分合同新聞に、川野里子歌集『天窓紀行』が紹介されている。 書影がおおきく取り上げられているのが嬉しい。 装画の「アルマジロ」が可愛いでしょう。 抜粋して紹介したい。 竹田市出身の歌人である著者の短歌日記。(略) マスクや、ステイホーム、オンラインなどコロナ禍ならではの言葉が多く、自分の一年を振り返っているような感覚に。 一方、何気ない日常には著者ならではの視点があふれている。 祖母山や夢大吊橋など大分県が題材の歌もあり、なじみ深い。 「俳句文学館報」がとどく。 「俳人協会創立60周年 記念出版物の刊行へ」と大きな見だしがあって、いくつかの書籍が紹介されている。 『俳人協会六十年史』『ふるさとの背景』『俳人協会賞作品集〈第三集〉』の刊行と、「声のアルバム」(歴代会長講演録)と題するCDによる「講座・講演録」である。 ふらんす堂では、『俳人協会賞作品集』の製作をお引き受けした。当初は二冊本になるかもしれないということであったが、一冊本にまとめることができたいへん読みやすい一冊となった。受賞句集33冊を収録し、品切れとなってしまった受賞句集が読めるものである。11月末には刊行される。ふらんす堂刊行の書籍なので、こちらでの販売も可能であるが、俳人協会員の方は直接申し込まれた方がお得である。 これはスタッフのPさん担当で、いまもわたしの隣で、帯をつくったりしている。 わたしはこのお仕事をいただいた時に、なにしろ手に馴染みやすく読みやすいものにしたいとおもった。 本は読まれてこそ、である。 いま、製本見本を手にとりながら頁を繰ったりしているのだが、ああ、これだったらツンドクや飾り本にはならないで、手にとって読まれる本となる、そう確信したのだった。 なにしろ728頁もある厚い本である。しかし、持った手応えは悪くないし、とても開きやすい。 いまキイホードを打っている自分の手をみて、 (、、、、、、、、、) 絶句した。 まるで自分の手じゃないみたい。 わたしってこんなに手がしわしわだったけ。 愕然としている。 しかし、年相応の手であることが判明。 これがわたしの手、、、、、 なのよねえ。。。。 このところ、いろんな夢から覚めつつあるyamaokaである。 稲田のとなりには真菰原が日をあびていた。。 わたしの家の冷蔵庫には真菰茸が横たわっている。
by fragie777
| 2021-10-06 18:51
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