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9月8日(水) 草露白(くさつゆしろし) 旧暦8月2日
仙川にそって赤と白の百日紅の並木がつづいている。 まだ、まだ咲いている。 ここには桂の木がたくさん植えられている。 欅である。 欅はわたしたちに親しい木だ。 ほぼ毎日通過する甲州街道には、素晴らしい欅並木がある。 遠出をして甲州街道の欅並木がみえると、ホッとする。 欅は「日本の代表的な落葉広葉樹」とあるのは、今日送っていただいた広渡敬雄著『俳句で巡る日本の樹木50選』の欅の頁だ。 「欅は山野に自生し、樹齢千年を超え高さも五十メートルの巨木もあるが、公園樹、街路樹として植えられ、寺社建築、臼、盆、漆器に活用される。」という書きだしではじまり、欅を詠んだ俳句を紹介している。樹木を詠んだ俳句は多いが、このように樹木の説明とともに俳句が紹介されている本はなかなか手にすることができない。ちなみに、欅を詠んだ句は、以下の句がまず掲載されている。 秋風に騒げり千年後の欅 鈴木六林男 千年の杉や欅や滝の音 草間時彦 満月に落葉を終る欅あり 大峯あきら 遠くより見えて欅の薄紅葉 深見けん二 サングラス欅の精気あびにけり 岩永佐保 波郷忌や巨き欅の巨き影 依田善朗 本書は、広渡さんが俳句総合誌「俳壇」に四年間連載したものを一冊にまとめたものだ。山男の広渡敬雄さんであるから、樹木への思いは人一倍あるはずであるし、詳しい。それぞれの樹木に最適地としての地名が表されいるのは、私なりの「樹木の俳枕」である。ということ。 最近とみにわたしも木々への関心がふかまりつつある。どちらかというとシティウーマンならぬシティオールドウーマンだけれど、都会に住んでいても木々の魅力はそれなりにわかる。広渡さんみたいに山登りをしてそこで知る木々にはもっと圧倒的なものがあるだろう。 樹木の魅力と名句、それに触れることのできる一冊だ。 オールカラーというのも嬉しい。 本阿弥書店刊 定価2200円+税 いくら木が好きになったからといって、ふらんす堂刊行でない一冊をこんなに詳細に紹介するのかって。 ふふふふふ。 不肖、yamaokaもこの一冊に写真をわずかであるが提供しているのである。 名前も出していただき、ひゃあーって思っている。 なにも考えずにバシャバシャとってきた写真のうちの数枚が、ちょっとすまし顔で載っているのがおかしい。 なんだかいっぱしになった気分。 そんなわけで一所懸命紹介しちゃいます! ![]() いい本です!そばに置いておきたい一冊です。 わたしの写真みて、なんだ、なんて思わないでね。 本書でさらに樹木の魅力にとりつかれたいと思っているyamaokaである。 いま、蕁麻疹の薬を飲んでいるのだが、昨夜できれた。 近くのK皮膚科は今日はやっているので、朝診察とともに薬を貰うべく、皮膚科の前に立った。 ところがである。 夏休暇という札が出ていてシャッターが固くしまっている。 ガーン。。 明日は定期のお休み、 ということは、薬が飲めない日がつづく。 (ヤクがきれる……) わたしは青ざめた。 というのは、薬がきれると瞼や唇が腫れ、見るも無惨な(と自分では思う)顔となってしまう。 身体も痒さがます。 どうしようか、他の皮膚科に行くか。。。 ちょっと思案中である。 鳥は蕁麻疹にはかからないのだろうか。
by fragie777
| 2021-09-08 19:02
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Comments(2)
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