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8月15日(日) 敗戦記念日 旧暦7月8日
昨日からわたしの住む三鷹市は、大雨注意報が発令されているようだ。 確かにいままでにないような雨が一度に降り、止んだかと思うと、またすごく降ったりを繰り返している。今晩もまた降るらしい。 仙川もかなり水嵩がましていると聞き、翡翠や今年生まれたカルガモの子どもたちが心配である。 土砂崩れもあるらしいという情報があり、「決して仙川には近づかないように」などとラインでお達しを貰ったりしている。 それでも車ででかけたついでに橋の近くに車をとめて、仙川の状態を確認した。 やや水嵩がましているが、思ったほどではない。 一応安心した、 が、 どうやら土手の両側の白い部分が赤黒くなっているところまで多い時は水嵩が増したようだ。 とすると、かなりの水嵩である。 翡翠たちはもう少し上流にいるので、どうなっているかわからないが、心配である。 この雨は明日も明後日も降るということで、気持ちが落ち着かない。 そんなわけで、今日は放心状態で一日を過ごした。 というか、 撮ってあったビデオをずっと見ていた。 なかでも、昨日録画したBS2の「運慶と快慶」と題した番組が面白く、見入ってしまった。 これは保存をしておいて再び観たいものだ。 かつては奈良・京都によく仏像を見に行ったが、改めてまた行きたいと思った。 運慶は桂の木を好んで用いたというのが新たな発見だった。運慶と快慶がそれぞれ異なる道を歩み、そして運慶の子どもの湛慶が運慶亡きあと、快慶に師事するというそのいきさつもぐっとくるものがある。運慶は源頼朝に接近しその下で仏像つくりに専念するが、運慶の作った仏像に源頼朝の歯と髪の毛が内蔵されていることがわかる、それがエックス線によって映し出されたときは思わず背筋がぞっとした。ヒエーっていう感じ。歯よ、歯。 この番組を見ながら、あるいは運慶と快慶の仏像を見ながら、わたしはどっちが好きかなあって自問自答しながら見ていたのだけど、そして、うーんどっちもいいなあ、などと思ったりして、仏師としてのありようと作品の好みはまた違うということもあり、そしてやはり、あえていえば〇〇って思ったが、このことについて書くとうるさくなるから書かないわ。 きっとこの番組を見ていた人はいると思うけど、 あなたは、どっちが好き?(こういう短絡的な問いはちょっと子どもっぽいかな) 今日は、岩田由美著『綾子の一句』より、8月11日のもの。 仏見て失はぬ間に桃喰めり 細見綾子 仏像を見て、その姿が脳裏から消えないうちに桃を食べた。「失はぬ間に」という言葉には意志を感じる。忘れぬうちに桃を食べることによって、仏像のイメージを心に定着させようとしたのだろう。桃を食べたのは偶然だろうが、仏と桃の取り合せは面白い。湖北の十一面観音のような、桃のような顔をした仏さまだったのかもしれない。季語=桃(秋) 面白い一句である。仏像と桃か。。。食べるという行為が、仏像への思いにつながるというのが、面白いし、へえーって思ってしまう。これもまた一つの宗教心であるとしたら、悪くないって思ったのだった。 今日は実は夜、お芝居を観にいくことになっていたのだが、いまの雨とコロナ禍の状況を見て、断念したのだった。すごく観たかったけれど、、 払い戻しがきいたので良かった。 今日はこの子熊たちのような状態ですごしたのだった。
by fragie777
| 2021-08-15 23:02
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