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7月29日(水) 旧暦6月20日
うつむいて物思う鴉。 遠くを見ている青鷺。 川中を見るコサギ。 羽化できずに死んだ蝉にむらがる蟻たち。 わが翡翠。 朝の5分間ミーティングは、スタッフそれぞれが今日の予定などを皆につげ、それぞれの仕事を確認しあう。 仕事がたまり気味になっているyamaoaは、今日は○○と○○をします。と四つのことを皆に告げたのであるが、予定の半分も出来なかった。 ここまで書いていて、わたしったら机につっぷして寝てしまっていた。 気づいて顔をあげたのであるが、一瞬ここがどこであるかわからなった。 いまはスタッフの文己さんとふたりだけで仕事をしている。 あとのスタッフは在宅勤務。 今日はわたしが担当しているふたつの句集の色校正があがってきた。 それを著者におくるべくいろいろと確認しながらすすめていく。 著者さんに送らなくてはいけない。 この作業は本づくりでは大切なところである。 帯などは、一般の書籍だったらこの用紙かもしれないが、ふらんす堂らしい本なら、これだよね、などとスタッフと話し合いながらすすめる。 大きな窓に面している作業台での仕事。 この色でいいだろうか、この用紙でいいだろうか。 それぞれのデザイナーさんが指示してきたものをもう一度頭の中でその出来上がりを想像しながら、点検確認する。 帯の用紙なども、あれこれとあててみたり。 その著者を思いうかべながら、(あまり派手でなくっておっしゃってたけど、華やかさは必要よね)なんて思ったり、二種類の色校正があるけど、あの方のイメージはこっちだよな、こっちをおすすめにしよう、なんておもったり、 本づくりのなかでいちばん楽しいところかもしれない。 たくさんの用紙のなかからその本にいちばん相応しい用紙が選ばれていく。 つぎつぎと用紙の新製品が出来上がってくるが、廃版になる用紙も多い。 それらをチェックすることも仕事のひとつ。 便利なのが「紙名手配」というサイト。 ここで用紙の検索をかけると、廃版になってしまっているか、そうでないかが一目でわかる。 今日は「きらびき肌R-130」というのを紙名手配であたってみたところ、まだ大丈夫だった。 結局それは使わなかったけれど。 この用紙で行きたいとおもったときそれがすでに製造停止になっていたりすると本当にがっかりする。 そういう意味では、用紙チェックは大切だ。 わたしが色校正チェックをやっていると、 印刷会社のKさんが刷り取などをもってきて、やってきた。 スタッフの文己さんが、本文用紙について相談をしている。 Kさんは、印刷のことだけでなく用紙などについても詳しいし、こちらが頼んだことへのフットワークの良さは抜群である。 さっそく新しい本文紙を見つけて来てくれた。 その文己さんも先ほど「お疲れさま」って言って帰っていった。 わたしは明日にやるべきことを残したまま、今日は終わりにしようかと思っている。 今朝は早くから来てずっと仕事をしているので、いささか疲れた。。 ということで、今日はもう帰ります。 昨日BSでやっていたヒッチコックの映画「わたしは告発する」って言うヤツを録画してある。 かなり古い映画だけれど、ヒッチコックのカメラアングルは面白いしすごいと思う。 ほとんどヒッチコックの映画は観ているが、これは観ていなかった。 それを帰ったらみるつもり。 犯人にうたがわれる神父役のモンゴメリー・クリストがイケメンである。 長身で神父の僧服がこれまたよく似合うのだ。 割ってしまったコップの代わりに先日購入したグラス。 シンプルなデザインと軽くて使いよさそうなので選んだのだが、さらに優れものだったことを知った。 内側と外側のガラスが二重構造になっていて、熱いものを入れても冷たいものをいれても、持ったときに直接その温度がつたわらないように出来ているのだ。 この写真でわかるかしら。 つまり、空気が入っているのである。 敢えて欠点をいえば、唇があたるところがやや厚いことと、それともうこれはわがままな要望でしかないのだが、ガラスの風合いに欠けるということかな。前の手作りのグラスをそれはもう気に入っていたので。 しかし、重宝している。 けさふたたび気にいっている小さなグラスを割ってしまった。 わたし、どうかしている、、、
by fragie777
| 2021-07-29 18:48
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