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6月21日(月) 夏至 旧暦5月12日
梅雨の蝶。 神代植物園・水生植物園にて。 脚がとても細くて、こんなに細い脚で翅のついた身体をささえているんだって、感心してしまった。 (それにしてもわたしの脚ってなんて太いんだろう)←心の声 今年はじめての塩辛蜻蛉。 今日は夏至である。 夕方に近くのポストへ郵便物を投函にいく。 交差点に立つとまだまだ陽ざしがまぶしく、(ああ、今日は夏至なんだ)って思う。 明日から日は一日と短くなっていく、 そう思うとなんとなくさびしい。 枝を伐る夏至の日深く響きたり 阿部みどり女 暮れなづむ夏至ビフテキの血を流す 松崎鉄之介 若死を蔑(なみ)するまでにこころ堕つあをあをとけふみづのうへの夏至 塚本邦雄 今日はビーフステーキでも食べるか。。。。 昨日は父の日であった。 毎日新聞の坪内稔典さんの「季語刻々」では、金子敦句集『シーグラス』より。 父の日の大言海の重さかな 金子 敦 そうなのか、坪内さんの鑑賞によると、「大言海」って「広辞苑」より古いのか。「明治時代に作られた近代初の本格的国語辞典」とある。 ふらんす堂の仕事場では、広辞苑をよくつかう。四、五冊はあるかもしれない。わたしの電子辞書は、広辞苑、明鏡国語辞典、新明解国語辞典が入っている。iPhoneは、大辞林。家には日本国語大辞典というでかい辞書があるけれど、ほとんど開くこともない。家ではほぼ電子辞書か、iPhoneで調べる。あるいはインターネットかな。ただし、正字を調べようとおもったら、紙の辞書にかぎる。デジタル版だと正字表記をしなくてはいけないところを広辞苑でもへいちゃらで俗字や略字をもちいているから。 金子敦さんは書家でもあるので、きっといろんな辞書をお持ちであると思う。 電子書籍で本をよむ便利さに、分からない言葉を指でなぞって印をつけそこをタップすれば、Google検索をして辞書にとび意味を教えてくれるということがある。これはとても便利である。ときどきこんなに便利でいいのだろうか。とさえ思うことがある。 そういう便利さになれてアナログ的にものを書く、手紙をしたためる、ということがどんどん減って行く昨今だ。 わたしは、大切なことはできるだけ、手紙をかくようにしている。 下手くそな字だから、パソコンの文字の方が読みやすいかもしれないけれど、そして書き損じをすれば消すこもできず、また初めから書き直すという、ことにもなるけれど、主に万年筆で手紙をかく。指をインクで汚しながらね。 ということで、今日も手紙を書いた。四五枚の手紙であったけれど、便箋を何枚か反故にした。 時間もかかる。 書き上げたものをみれば、なんと恥じらいのないデカイ字であることよ。(小さな字がかけないのだ) まっ、いいか。 気持ちだけはこめたぞ、 ということで、やっと書き上げて先ほど投函したのだった。 手紙を書くときは、いくつかそろえてある便箋のうち、どの便箋で書こうかと相手の顔を思い浮かべながらそれを選ぶ、そういうことって楽しい。 ただし、大いに残念なことにわたしが心を込めてかく手紙は多くは、詫び状がおおいのよね。 これって、ほんと、へまばかりしているっていう証拠。 あーあ。。。 国立・谷保をあるいているときに友人が、「ベルガモットの花よ」って教えてくれた。 「あら、これが!」ってまじまじとみた。 というのは、わたしはこの「ベルガモット」の精油をよくつかうのである。 夜寝るときに、垂らして部屋を「ベルガモット」の香りでみたす。 あるいは、マスクにつけることもある。時にはハンカチにも。 いろんな香りの精油があるが、わたしは「ベルガモット」が一番好き。 こんなあでやかな花が咲くなんて。。。 友人と花びらをいくつかとって嗅いでみた。 ほのかにベルガモットの匂いがしたのだった。 自分の好きな匂いに出合えるのはうれしい。 そういう香りってありますか。
by fragie777
| 2021-06-21 19:19
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