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6月12日(土) 旧暦5月3日
梅雨晴れ間である。 丸池公園に行く。 合歓の花が咲いていた。 遠くから見るとなかなか華やかである ちょうど目の前にかすかな音をたてて、合歓の花がおちてきた。 切株に乗せ、それを写真に撮る。 丸池公園の池の湧き水は豊かで今日も麗しい音をたてていた。 いづこにも水鳴る旅や合歓ひらく 鷲谷七菜子 ああ、旅がしたいなあ。。。 注文してあった自転車が思いのほか早くやってきたので、今日はそれに乗って、あっちこっちと動き回った。 とても気持ちの良い一日となった。 仙川沿いをゆく。 わが愛車。 (可愛いでしょ) 自転車をとめて、仙川をのぞき見る。 カルガモの子どもたちである。 目覚ましい成長ぶりである。 (わたしの自転車、いいでしょ)って小さな声で言ってみたが、誰も気にもとめない。 そりゃ、そうよね。 今日は歩いたり自転車にのったりしてあっちこっちと飛び回った。 家でこのブログを書いているのだが、もう眠くて眠くて、一階に降りていって水をのんだり、窓を開けたりして眠気をさまそうとしているうちに、キイボードが重くなってきて…… 一瞬深い眠りに落ちてしまった。 ハムレットの父親よりも深い眠りで、耳の穴に毒薬を垂らされてもきっと気がつかなかっただろう。 ハッとして目を覚ましたのだが、一瞬自分がどこにいるのかわかるまで、時間がかかってしまった。 今日は 山西雅子著 『花の一句』より、7月3日の日付のもの。 合歓の花不在の椅子がこちら向く 森賀まり 庭の見える場所に椅子が一つ、庭に背を向けて置かれているのだろう。いつもそこに座って合歓の木を眺めていた人のまなざしが、今は静かな気配となってこちらに向いている。合歓の花は夜に葉が閉じることを眠りになぞらえたことから、漢字は葉が合すること婚姻に喩えたことからきたものという。ふさふさとして赤い花がたおやかに揺れる。(『瞬く』)季語=合歓の花(夏) 今日はまた空がいちだんと青かった。 仲睦まじい二羽の烏。
by fragie777
| 2021-06-12 20:35
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