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6月9日(水) 旧暦4月29日
沙羅(しゃら、あるいは、さら)の花。 別名、「夏椿(なつつばき)」 どっちの呼び名も好きだけれど、あえて選ぶなら「夏椿」かな。 歳時記では「沙羅の花」が主季語で、「夏椿」が傍題である。 「しゃらのはな」と呼んだほうが「優美」、「夏椿」と呼ぶと「粋」って勝手に思っている。 で、 そういうことからすると、yamaokaは、 「優美さ」よりも「粋」を生き方のスタイル(信条)として優先させるって訳か。。。 ふむ、わるくない。 そうかもしれない、って妙に納得したのだった。 ええっ!! おまえのようながさつな人間に、粋も優美もあったもんじゃないだろうって、突っ込みをいれたあなた。 ふふふふ… どのくらいわたしのことわかってます? このブログに登場するyamaokaは、ホントのわたしじゃないんですってば。 「粋」を信条とする本当のyamaokagがこのブログの背後にいるんですよ。 しかし、地球上の誰一人としてそのわたしを見たことがない。。 神のみぞ知る。。。 なのである。 先日、亡くなる前にその見本を手にとっていただけた鈴木明氏の『鈴木明全句集「今日」』の正式(?)な見本が製本屋さんより届いた。 「ああ、出来たのね」と担当のPさんから渡されたのだが、感慨無量なものである。 過日、病院にお届けしたものは、たった一冊製本屋さんが鈴木明氏にご覧いただくために特別に作ったもの。 わたしたちも実際のものは手にしていなかったのである。 手にずしりと重い函入りの一冊となった。 函と表紙の感じはどうだろうと、手にとって函より本体を出してみたが、いい感じで出せる。 「ああ、いいわねえ」とわたしは嬉しくなった。 函がきつかったり、緩かったりすると悲しくなってしまう。 美しい本作りにこだわられた鈴木明氏の思いにかなった一冊となったことを良しとしたいと思う。 本を開けば、辞世の一句がしずかに語り出す。 本当は、出来上がったご本を手にされた鈴木明氏よりいろいろとお話を伺いたかったのではあるが。。。 本句集は、また改めて紹介します。 どこからが戦後舌出し蛇いそぐ 鈴木 明
by fragie777
| 2021-06-09 19:12
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