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5月6日(木) 蛙始鳴(かわずはじめてなく) 旧暦3月25日
よく見たら二羽いる。 こんなふうに。 かわいいなあ。。。 警戒心のつよい鳥なので、ちょっと驚いてしまった。 三鷹の老女ナウシカ、なんてね。 なれないかなあ。。。。 嘘よ。 ナウシカファンに叱られてしまう。。。 朝、電話がはいった。 昨年の12月に句集『再来年の約束』を上梓された田中雅秀(たなか・まさほ)さんのお母さまからである。 担当のPさんに代わってわたしが電話をうけた。 伺ったところによると、この4月28日に田中雅秀さんが亡くなられたということだった。 在庫の本を一冊でも欲しいということ、そして再版をされたいということだった。 あまりの突然のお知らせに言葉を失った。 ご病気があって闘病の果てということであるらしいが、句集にはそのような気配すらも感じなかった。 担当のPさんもその事実に衝撃を隠せない。 その後すぐに、雅秀さんのご主人からもおなじ内容のお電話をいただいたのだった。 ご遺族としては、ホテル業のかたわら高校の教員をされ交際範囲もひろかった雅秀さんの句集を一人で多くの人に読んでほしいというご希望であるということだ。 そして、病魔が進行していることを知っておられた雅秀さんが、句集を作ることになったことを喜んでおられたとも伺った。 昨年の12月24日のクリスマスの日に、わたしは「編集日記」でこの句集を紹介している。 よろしければアクセスして、田中雅秀句集『再来年の約束』の俳句に触れて、田中雅秀さんを偲んでいただければと思います。 1963年生まれ、ご本人の希望で帯の裏側にある写真をブログには掲載しなかったのだが、楚々とした女性が優しく笑っておられる。 よもや、闘病をされていたとは。。。 田中雅秀さんのご冥福をこころよりお祈りもうしあげます。 魂の安らかであらんことを。 また冬が来る、また雪が降る。来年の私はどのような表現者でいるのか。俳句という短い定型詩とどう付き合っていくのか。しっかりと見つめて生きていきたい。(あとがき より) 桐の花本音はいつまでも言えず 田中雅秀
by fragie777
| 2021-05-06 19:06
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