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12月30日(水) 旧暦11月16日
午後過ぎまで仕事をして、お正月の準備の買い出しなどをして、ふたたび仕事場で仕事。 このブログも仕事場で書いている。 お正月のために一年に一度だけ花を飾るのであるが、実千両をたくさん買ったのでそのあまったのを家の小さな花瓶を総動員して活けてみた。 そのうちのひとつ。 日頃は空っぽで放っておかれるわが家の花瓶たちは、花が侵入してきたので驚いていると思う。 実千両ってかわいいのでどんな花瓶にも合うのがいい。 などと言いながら、わたしは花屋さんから花たちを買って車に乗せ、家に持って帰ってそれぞれに活けるまでどれほどの実をこぼしたかわからない。 白梅も買ったのであるが、その蕾もずいぶんとこぼしてしまった。 要するにガサツなのである。 本当に。 挙げ句の果てに左手の親指の先を、花ばさみで切ってしまった。 太い枝をエイヤッとばかり力をいれたところ、ろくに見てなかったのだろうか、指まで見事に切ったのだった。 これ以上は痛そうになるので言わないけど、 もっと落ち着いてしとやかな身のこなしをしていたら、実千両の実をあっちにぶっつけこっちにぶっつけしてこぼしたり、梅のつぼみをこぼしたり、手を松ヤニだらけにしたり、そのあげく自分の指まで切ってしまったりはしないはず。つくづくとガサツであると思った次第だ。 歎いたところでどうにもならないので、やめておく。 さて、 サロメーヤ・ネリス詩集『あさはやくに(ANKSTI RYTĄ)』の訳者である木村文さんからお知らせをいただいた。 「あさはやくに」を「コンサートwithポエム」というヴァイオリンの演奏とリトアニアの詩の朗読を融合させたパフォーマンスの中で読んでいただきました。 是非ご覧ください。 というもの。 是非にアクセスしてみてください。 また、以前ふらんす堂ではたらいていたスタッフの月子さんから久しぶりにブログにコメントを貰った。 それもサロメーヤ・ネリス詩集『あさはやくに(ANKSTI RYTĄ)』に関するもの。 お久しぶりです、月子です、ふらんす堂のみなさま、お元気ですか? あてもなくネットを散策していたら、ん?ってところに、ふらんす堂さんの本を見つけたので、嬉しくなってコメントしました。 →年末年始にじっくり読みたい!おすすめ北欧BOOKまとめ! 素敵な装幀ですね。ふらんす堂にいたころ、出版されたどの本に対してもそうだったのですが、この本も一目惚れしました。紹介されているサイトが、そのサイト名の通り「北欧の暮らし」を扱っているところだったので、見つけたときの感動とは別に、あれれ?みたいな感覚にもとらわれて、頭の中がふわふわしてます笑 (う〜んう〜んう〜ん、エストニアは言葉も歴史的背景もものすごくフィンランドに似てるんだけど、リトアニアはちょっと違うような......) でも、そういうことじゃないんだって思ってくれた人のおかげで出会うことができた本なので読んでみようと思います。サイトの担当者様に感謝! みなさまはこの年末年始、何を読みますか? そう、月子さんは、フィンランドが大好きで、ふらんす堂ではたらいている時に、フィンランドへ一人旅をしたのである。 その紀行日記を「ふらんす堂の放課後」に書いて、人気を呼んだのである。 なつかしいなあ、 そして、月子さん、ありがとう。 この詩集が、こんな風に紹介されているなんて、教えて貰わなかったら全然気づかなかったわ。 月子さんが尋ねているように、 さて、 皆さんは、この年末年始にどんな本を読みますか? 今日は田中裕明さんの命日である。 2004年に亡くなったのだからもう16年も経ったのかと驚いている。 あの日は大雪が東京に降った日だった。 用事をすませて仕事場にもどった2時ごろだっただろうか、森賀まりさんからの留守電がはいっていて知ったのだった。 その数日前に田中さんとは電話で話をしたばかりだった。 めずらしくお電話をいただいたのだった。 「これから入院します」という声が熱っぽかったのを覚えている。 今、わたしの机の上には、第11回田中裕明賞の冊子のゲラが置かれている。 この休みに目を通しておくようにとスタッフのPさんから言い渡されている。 まだ読まぬ詩おほしと霜にめざめけり 田中裕明
by fragie777
| 2020-12-30 18:36
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