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12月28日(月)御用納め 旧暦11月14日
冬木 まるで空を泳いでいるよう。 ほれぼれしちゃう。 日の曇に梢ならぶる冬木かな 野田別天楼 枯れゆけばおのれ光りぬ冬木みな 加藤楸邨 痛きまで冬木たたきて恋ひにけり 鈴木雅貴 今日も午前中より仕事である。 誰もいないのでYouTubeで音楽を聴きながらである。 わたしは基本的にはながら音楽は苦手で、集中できないのだけれど、今日の作業は音楽を聴きながらでも大丈夫なので、どちらかというとあたりさわりのないものを聞く。 あたりさわりのない音楽なんて言うと、それはそれを作った人に失礼になるので、何を聞いているかは内緒ね。耳に心地良い音とでも言えばいいのかしら。そういうのも全然悪くない。 夕方になってお腹がもの足りなくなったので、ジェームス・ブラウンを聴く。 わたしも古い人間です。 ある年齢以上じゃないと聴かないんじゃないかな。 知る人は知るアメリカのソウルシンガーだ。と言ったってロックもブルースもファンクもゴスペルもとジャンルは広い。 腸(はらわた)にグイグイ食い込んでくるような音のかたまりがテンションをあげる。 哀しみもあってそれがいい。 全然あたりさわりではないので、長くは聴かない。 聴いちゃうと仕事にならない。 ああ、でもイイわー。 で、すこし身体に空気がみなぎり腸も満足したので、ブログを書きはじめたのだった。 今日は特に書くことはないな。 そうだ、さきほど友人がやっているセレクトショップがバーゲンとなったので、黒のパンツを一枚買った。 えらく細いやつで脚の線がはっきりと出るヤツである。 いい歳をしても履くのよ。 最近痩せたので下半身もやや引き締まった。 そこでこれ以上太ることを禁ずるためにまさに身体にぴったりのパンツを購入したのである。 軽くて簡単に洗えて、お値段もお手頃、黒の革ジャンを羽織って、仙川商店街を闊歩するつもり。 そんなわたしを想像して笑ったヤツ、 そう、あなた、 許さないよ。。。 今日は、岩田由美著『綾子の一句』より、28日の日付のもの。 年の瀬のうららかなれば何もせず 『存問』 一年の締めくくりと新しい年を迎える用意で何かと気忙しい年の瀬。用事を次々と片付けるはずだったが、今日のこのうららかさ。晴れあがって暖かい陽気なので「何もせず」と言い切ってしまった。たっぷりと冬日が楽しめただろうか。『武蔵野歳時記』には、「麗らかさを私は年の暮に感ずるのが常である。春のうららかさよりもなんだか透徹している」とある。季語=年の瀬(冬) この「何もせず」というのどかさがいい。星野立子の句「年の瀬を忙しといひつ遊ぶなり」も好きな一句だ。 年の瀬を遊んでもいいし、何もしないでのんびりと過ごす、どちらもいまのわたしにはちょっと無理だけど。 この気持ちの余裕は大事。。
by fragie777
| 2020-12-28 18:38
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