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12月13日(日) 正月事始め 旧暦10月29日
銀杏黄葉。 尾の長い小さな鳥がいた。 柄長(えなが)かしら。 枯蔓に縋り夕日の柄長鳴き 小林黒石礁 昨夜は真夜中に家にもどったのはいいが、実はあまり記憶がない。 ブログは書いたらしい。が、 なんだかヘンテコなことを書いているのではないかと、 今朝オソルオソル覗いた。 ヘンテコではあるが、消さないでそのままにしておくことにした。 ブログを書いてからお風呂に入ったのはいいが、 iPhoneをお風呂のなかに落とした。 嗚呼!! 濡れたiPhoneをしばし見つめる。 その後しばらく充電ができなくなったが、どうにか回復。 今朝は普通の状態に戻っているけれど。。。。 やや心配。 いったい私はなにをやってんだろう。。。。 今日はお昼よりずっと仕事場で仕事。 机の上の左側に山とつまれたものは片付け、大分見通しがよくなった。 問題は右側である。 まっ、いいや。 とゲラを読むことにした。 今年度の「田中裕明賞」の冊子のゲラもわたしの机に置かれて時間が経ってしまった。 こちらも目をとおして来年早々には刊行したいと思っている。 今日は田中裕明・森賀まり共著『癒しの一句』(2000)刊より、今日の日付のものを紹介。田中裕明さんの鑑賞だ。 猟犬は仲居の顔に似てゐたり 山口昭男 仲居さんが犬のような顔をしていたのなら、あまり面白くないが、さあこれから狩に出ようという猟犬が、昨日の宿の仲居さんに似ていたというのだ。愛嬌なある犬もいたものだ。 ふつう俳句に詠まれる猟犬は、「猟犬は眠り主は酒を酌む 高野素十」や「舳先(へさき)にて猟犬舟のゆくて知る 平畑静塔」のように、けなげで精悍な面相をしているものだが、この作品はちがう。どこかでとぼけた面白みがある。これでは狩の成果もあまり期待できないように思うが、さていかがなるものか。 現実に仲居の顔に似ていたかどうかは、たいした問題ではない。こういう俳句を読んだ時に、にんまりとするかんじが大切なのだ。緊張と緩和が、ユーモアの生まれる要因である。 作者山口昭男は昭和30年(1955)神戸市生まれ。小学校の先生である。俳句を波多野爽波に師事した。掲出句は『青新人会作品集』(昭和62年刊)所収。(猟犬・犬)(ひ) この『癒しの一句』は2000年の刊行である。 すでに、刊行後20年の時間が流れたのだ。。。
by fragie777
| 2020-12-13 20:24
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