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11月29日(日) 旧暦10月15日
今日は東京・新宿の京王プラザホテルにて、2019年度の俳人協会賞の授与式がおこなわれた。 ![]() 新型コロナウイルスの勢いとどまらぬ厳しい状況下であるので、おおはばな人数制限によるものであった。 出席者は約40名ほど。 会場風景。 司会は片山由美子氏。 ビデオ撮影による大串章俳人協会会長のご挨拶。 「受賞は到達ではなくて、出発である」とのご挨拶。 俳人協会賞は以下のとおり。 ○第59回俳人協会賞 小川軽舟句集『朝晩』(ふらんす堂) ○第43回俳人協会新人賞 沼尾将之句集『鮫色』(ふらんす堂) ○第43回俳人協会新人賞 藤本夕衣句集『遠くの声』(ふらんす堂) ○第34回俳人協会評論賞 角谷昌子著『俳句の水脈を求めてー平成に逝った俳人たちー』(角川文化振興財団) 本賞については、今瀬剛一選考委員長の祝辞を小島健氏が代読。 新人賞については、栗田やすし選考委員長の祝辞を辻美奈子氏が代読。 評論賞については、選考委員長の本井英氏が祝辞をのべた。 受賞された皆さま。 左より、小川軽舟、沼尾将之、藤本夕衣、角谷昌子の各氏。 ご受賞された皆さま、 おめでとうございます。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 心よりお祝いを申し上げます。 お一人お一人のご挨拶に関しては、明日のこのブログですこし紹介をいたします。 ![]() 閉会のご挨拶をする能村研三俳人協会理事長。 わたしは、スタッフのPさんと一緒に出席。 受賞者の小川軽舟氏をはじめ皆さまにお目にかかるのはどなたも本当に久しぶり。 ずいぶん長い時間お目に掛かってこなかったような、いやついこの間お会いしたような、へんな感覚に陥ったのだった。 この度の授賞式は人数制限をされた授賞式であったが、落ち着いた雰囲気のなかで受賞者の方選考委員の方の言葉にしずかに耳をかたむけることのできるとても良い会であったと思う。 たいへんな状況の中、会をとりしきる俳人協会の担当スタッフの皆さまは大変なことであったと思う。 お疲れさまでございました。 しかし、このように授賞式がなされたということ、 それはやはりとても意味があったのではないかと改めて思ったのだった。 ふらんす堂でも来年の3月に「田中裕明賞」の授賞式を行う予定である。 よき授賞式にできればと、今日の式にのぞんで改めて思ったのだった。 なんと新宿は10ヶ月ぶり。 好きな街であるので、とてもとても懐かしかった。 授賞式が終わって、そのまま帰るのはあまりにも悲しいので、すこしぶらぶらすることに。 にぎやかだった地下街が、店もすべてなくなりガラガラに。 ポスターなどもない。 こんな地下街ははじめてである。 コロナウイルスが蔓延しても、桜は咲き、鳥は空をとび、蔦ははびこる。 しかし、都市の地下街に人影はすくなくなり、人が人を呼び止める声さえも聞こえない。 すっかり景気のうしなわれた地下街を暗鬱な思いをかかえ急ぎ足でとおりぬけたのだった。 わたしが出掛けるまで、わたしに抱かれていた愛猫・日向子。
by fragie777
| 2020-11-29 20:18
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