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11月4日(水) 旧暦9月19日
![]() 仙川沿いの桜紅葉。 「もうあと2日で冬よ」って、わたしはカレンダーを見ながら言った。 「ドーリで寒いわけですね」ってスタッフたち。 「今朝、寒かったよねえ」とわたし。 今日はゲラを読みながら、なんども手に息を吹きかけたのだった。 指の先から冷えてくるのである。 うかうかしていたらすぐに冬になってしまって、今年も終わってしまう。 うかうかしない方法はなんだろうかって考えたけど、ちょっと思い浮かばない。。。 いや、まてよ。 ふらんす堂には、虚子全集はそろっているはずと、いま書棚をさがしたところ、 ありました! で、これから読んでみるつもりです。 午前中の一時間は、家で藤島秀憲歌集『短歌日記2019 オナカシロコ』を読む。 昨日のつづきである。 これはそのときの必須アイテム。 担当のPさんにはできあがってから注意したのだけど、「日記」の部分の活字がすこし小さかった。 レイアウトの美しさを先行させたらしい。 このへんについては、むずかしいところではあるが。。。 それでも面白いので読みたい、で、ブル眼鏡に登場してもらってときどきそれで確認する。 このところ気をつけていることがある。 どうも人間がガサツなので、立ち居振る舞いを美しくしようと思った。 それにはどうするか。。。。 思うにあるとき、お勝手仕事をしながらふと(うるさいな)って思ったのだ。 物を片付けるのにもガシャガシャとうるさい音を立てる、いちいちうるさい。 もう少し静かにできないものかと、、 そこで、音を立てないように動く、ということをやってみようと。 静かに、優しく、ややゆっくりと。 お皿などもそっととって食器棚を音をたてないようにあけて、戻す。 もちろんその時も音をたてないようにね。。。 そんな風に意識してやると女前(おんなまえ)がグレードアップしたようでちょっと楽しい。 そして、 できるじゃん! と思った。 そう、 およそ6,7分はね。 優雅な物腰のyamaokaがいた。 でも、駄目。 すぐにエレガントな自分を忘れ、うるさいyamaokaに戻っていた。 「大地をまもる会」の宅配さんが来たときもそう。 おおかた二階で仕事をしているとピンポーンってドアチャイムがなる。 わたしは「はあい!!」って大きな声で言って、 ドドドドッって階段を下りていく。 その時おもったのだ。 宅配のおにいさん、いつもガサツなおばさんだって思っているだろうなあって。 なにもドドドッって下りなくったっていいのよ。 もう少し、なんと言ったらいいか、 あるでしょ、下り方っていうもんが。 この歳になってガサツさからの脱皮をはかっているyamaokaである。 家と仕事場との往復の日々、 人前に出る、ということがないことの暢気さは、それはそれでいいのだけど、 やはりね、ハレとケというものが、人間にはあった方がいいような気がする。 仕事は社会人であることを問われるのだけど、ふらんす堂の場合、 なんだか女同士でたのしく気取らずに仕事をしているので、家族みたいな感じがする。 しかし、そう思っているのは能天気なyamaokaばかりで、 ほかのスタッフから、「なにをそんな暢気なことを言っているのですか」って反撃をくらうかもしれない。 神代植物公園にて。
by fragie777
| 2020-11-04 18:44
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