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10月21日(水) 旧暦9月5日
蓼の花。 はにかみて落す煙草や蓼の花 草間時彦 今日は白いジーンズに赤のセーター黒の革ジャンを羽織って仕事場に行った。 今の季節は革ジャンはけっこう重宝するのだ。 もう何年も着ているもので、少々くたびれている。 仕事場に着くと、新しいパートさんのIさんが、 「カッコイイですね! ライダーみたい」ってニコニコとして言う。 「あれっ、そう、嬉しいなあ」とわたし。 あまりにもさらりとした言い方が気に入った。 それに生まれてからこの方「ライダーみたい」なんて、そんな褒められ方したことがない。 これは、R化はげしい老女のドンクサイyamaokaには、とびきりの賛辞である。 ブログに書いて自慢しようと思った次第。 スゲーだろ、ライダーだぜ。 今日は午後、芝信用金庫さんの営業担当のAさんが、やってきた。 ちょっとした手続きのことで、書類を書いて印をおさなくてはならない。 で、何枚も書類を書いたのだが、書き損じが多くてなんと一つの書類に訂正印が五つなんてのもあった。 それを見て、「なによこれー、恥ずかしい!」って言うと、Aさんは「あはははは」って笑っている。 訂正印ばかりの書類を見つめながら、 (わたしってこういうヤツなんだよな……)ってつくづくと思う。 いま、対中いずみさんの「自句自解ベスト100」のゲラに目を通している。明日は下版にしたいので。 最初の方の句は、対中さんの初学のころで、田中裕明に指導をうけていたころのものである。 師と弟子の俳句をとおしての濃密な時間がみえてくる。 敬愛する師より一途に学ぼうとする強い思いと、多くを語らずしかしその弟子にふさわしい言葉をおくる、田中裕明さんがいる。対中さんは全身で師のことば受け止め吸収する。 短いやりとりのなかに田中裕明という俳人がよくみえてくる。 数年間の学びであったのだと思うが、ここで学ばれたことが、すべていまの対中いずみという俳人をかたちづくっているのだということを改めて思わされる著書である。 俳人・田中裕明がどう俳句の指導をしたか、それを知ることのできる一書でもある。 が、 「裕明主宰は、会員を弟子扱いせず、一作者として遇された」という一文もあって、それもまた真実なんだって、ああ、なんと田中裕明さんらしいって思う。生きておられたら、「ほんとそういう人なんだから」なんて軽口をわたしが田中さんに叩けば、「そうですかあ」って眼鏡の奥の明眸が笑うだろうなあ。きっと。。。 最近家で見つけたクマのプーさん。 これはいったい誰のものだったのだろう。
by fragie777
| 2020-10-21 18:48
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