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9月8日(火) 草露白(くさのつゆしろし) 旧暦7月21日
![]() 芙蓉の花 これは昨年撮ったもの。 今年は撮り損ねてしまった。 7日付けの毎日新聞の「新刊」紹介にて、大石悦子句集『百囀』が紹介されている。 第6句集。厳選された言葉、そして優美な季語が光る句集である。 天地を束ねし結柳かな 硯北(けんぽく)といふみどりさすところ 陶枕に適ふ頭となりにけり 「未来図」9月号が届く。 「最終号」である。 感慨深く手にとった。 創刊されるときのことはすこし存じ上げている。 ちょうど第2句集『浮標』の本が出来上がったあとのことだったと思う。 担当した『浮標』の編集を通してすっかり仲良し(?)になってしまったのだ。 「草田男先生のお許しを得たので、俳誌を出そうと思うの」とわたしの勤め先の出版社にいらっしゃったときに告げられたのだった。 「それでね、俳誌の名前なんだけど、『未来』か『未来図』で考えているのだけどどっちがいいと思う?」などと聞かれたことを覚えている。 その時にわたしがなんと答えたか、もう覚えていない。 その後すぐに「『未来図』に決めたわ」とご連絡をくださったのだ。 新しい俳誌作りにむかって輝いている鍵和田先生がおられた。 ビアズリーの絵でいくことも教えていただいた。 「あなたも是非に俳句をなさらない。お子さんが生まれて、そういうことも俳句に詠んでおくといいのよ」と熱心に何度もお誘いを下さったのだった。 そんなお誘いに応えていたら、わたしの人生もうすこし内実のあるものとなったのかもしれない。 目下、「鍵和田秞子全句集」を10月末刊行にむけて鋭意編集中である。 初句索引や季語索引を作成しながらの作品に向き合うときあらためて鍵和田秞子という俳人を身近に感じている。 作品を通して改めてその作者に出会うということ今回の編集ほど強く思ったことはなかった。 一句を前にして、(ああ、鍵和田先生、こんなことを感じておられたのか)と。 駆け出し編集者に心を開いて親しくして下さったという思い出があるからかもしれない。 まるで友だちのようにたくさんお喋りをしたのだった。 全人的に俳句を作ることを口にされていた先生は、全人的に生き抜くことを弟子たちに見せてくれた。 とは、編集後記に記されたの篠塚雅世編集長のことばである。 全句集も守屋明俊さん、角谷昌子さん、石地まゆみさんをはじめとするスタッフの方々の惜しまないご尽力によって、刊行へと向かっている。 これからがあとひとふんばり。 わたしも頑張らなくては。。。。。 今日装幀用の束見本が出来てきた。 装幀に進む予定である。 今日の写真の芙蓉のように華やかな方であった。 全句集も美しく華やかなものをって、きっと望まれていると思う。 わが一生(ひとよ)旅の一灯露けしや 鍵和田秞子
by fragie777
| 2020-09-08 18:21
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