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3月7日(土) 旧暦2月13日
必要があって、車で向ヶ丘遊園まで行く。 お昼に小さなイタリアンレストランがあったので、はいってみた。 そこのレジに飾られていたバイクである。 このブルーはイタリアのブルーだ。 可愛いでしょ。 ピザ釜をもった明るいレストラン。 コースランチを頼んでみる。 オードブルと白ワイン。 これに菜の花と桜エビのピザ、肉料理、ドルチェ、珈琲で3000円。 水のかわりに出される炭酸水がとても美味しい。 今日こそは全部紹介しようと思ったが、写真を撮るのを忘れてしまった。。。。 どうして食い気ばかりが先行してしまうのだろうか。 ![]() すべておいしうございました。 フランス文学者でプルーストの『失われた時を求めて』の名訳者としても知られている友人の高遠弘美さんから、『物語 パリの歴史』(講談社現代新書)をすこし前にいただいた。 「パリの歴史を物語るかのように書かないか」と担当編集者さんから言われて、それに応じて書いたのが本書であると、「はじめに」に記されている。 パリはわたしも何度か行ったことがあり、とても好きな街であるがその歴史となるとなかなかまとめて読む機会もなく、そんな本も手もとになかった。 本著はまさに、「物語るように」書かれていてしかも肩が凝らずに読める待ち望んでいた一書である。 というのは、パリの街を歩いているといろいろな歴史にぶつかるのである。しかし、ガイドブックでは事足らぬと言うこともあって、そんなときもう少しつっこんだ背景や物語を知りたいということがよくある。本著は、パリを歴史という時間の流れにそって記しているものであり、それをそのまま時間軸にそって読み物風に読んでいくおもしろさももちろんあるのだが、それのみならず、パリの街を旅したいという人間が本著をその興味のあるところに限って読んでもすばらしい旅のガイドになる、そういう一冊である。史実をおさえながらもうひとつさらに深くパリ論が展開されている。 わたし個人は、パリの街をあるくたびに「フランス革命」と「ナポレオン」が、パリのみならずフランスという国にとって、いやヨーロッパ世界にとって大きな出来事であったと行けば行くほど思わされるのであるが、そのへんのことも、この「物語 パリの歴史」には、つまびらかに書かれている。 本著を読んで、こんどパリに行く機会があったら行ってみておこうとおもった場所がすでにいくつかある。その時はこの本をバッグにいれて行こうって思っている。 たくさんの写真も楽しい一冊である。 初版はことしの1月20日発行、すでに再版が決まったと高遠さんからお知らせがあった。 わたしだけではなく、多くの人が望んでいた一冊なのだと改めて思った次第である。
by fragie777
| 2020-03-07 18:50
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