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2月11日(火) 旧暦1月18日
祝日の一日、ちょっとおもしろい展覧会に行ってきた。 六本木・東京ミッドタウンにある「21_21 DESIGN SIGHT」で開催している「〇秘展」である。 「めったに見られないデザイナー達の原画」と副題があり、 すぐれたプロダクトの選定やデザイン展の開催を通して、日本のデザインに貢献してきた日本デザインコミッティー。1953年の設立以来、松屋銀座を拠点に、各分野を代表するデザイナー、建築家、評論家が活動を続けてきました。本展ではその幅広い世代の現メンバー26名が、デザインの過程において生み出してきたスケッチ、図面、模型の数々を紹介します。ふだん光が当てられない「秘められた部分」に刻まれた、デザインのエッセンスを間近で目にすることは、刺激と示唆にあふれた体験となることでしょう。デザインエンジニア田川欣哉を展覧会ディレクターに迎え、世代や領域の異なる人々の結節点となり、日本のデザインの豊かな蓄積を未来へと活かすきっかけとなることを目指す展覧会です。 ポスターにはそのコンセプトが語られている。 あまり人は見に来ていないだろうと高をくくって行ったのであるが、そんなことはなくて大勢の人が見に来ていた。 しかし、圧倒的に若者が多かった。 写真を大いにとってSNSで、宣伝してほしいということであったので、思う存分写真を撮った。 ここではその一部のみをアップしたい。 興味のある人は、見て楽しんでほしい。 説明はつけません。 26名の方たちは有名な人たちであると思うが、わたしはよく知っている人物とそうでない人物に分かれた。 すごく楽しい展示会であった。 まず、部屋の三方がスクリーンになっている部屋がある。 そこでそれぞれの人物の作家工房が展開される。 これがすごくおもしろかったのである。 大きな壁に時々映し出される映像がはっとさせる。 これは映像である。 これは内藤廣のもの。 自身の内にある「赤鬼」と「青鬼」について解説してあって笑った。 おなじく内藤廣によるもの。 左の小さな点はなんだと思います? 2011年の3月11日の震災の犠牲者の方の数であるそうだ。 亡くなるたびに点を増やしていった。 時の人、隈研吾のモチーフ作品、その下におびただしいメモ書きが散乱しているように敷かれている。 同じく隈研吾。 山中俊治の美しいデッサンである。 「柏戸の椅子」 横綱・柏戸が座ることをイメージして作られたという。 入場チケットはこれ。 これを身体のどこかにはりつける。 ゆっくりと見ていたら一日がすぐに終わってしまう、 そんな「〇秘展」である。 なぜ「〇秘展」というのかって。 日本デザインコミッティーのメンバーがこれまで蓄えてきた〇秘情報ともいえる仕事の方法論・哲学・品質をおおらかに一般公開することで、日本の次世代にJAPAN DESIGN の遺伝子を伝えていければと思います。 とは田川欣哉のディレクターズ・メッセージである。 見学者に若者が多いということは、コンセプトにかなっている、と思った次第である。 わたしは、このあと新宿で映画を一本みてから家に帰ったので、 大変遅くなってしまったのだった。。。。。
by fragie777
| 2020-02-11 00:05
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