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11月21日(木) 波郷忌 旧暦10月25日
お昼を買いに出たついでに。 手前はアメリカ花水木の紅葉。 赤い実も残っている。 今日は緑色のハイネックのセーターを着ることにした。 気にいったのがお安く手に入ったのだ。 結構あったかい。 セーターに合わせて靴下も緑色に。 あはっ、 可愛いでしょ。 (馬鹿だねえ、まったく、、、) 昨日は黄色のカーディガンだった。(靴下も黄色よ、もちろん) これで明日、赤いセーターを着たら、まるで信号機だな。。。。って思った。 今日は波郷忌である。 (忌日をもっと紹介しようと思うのだけれど、いつも忘れてしまうのね。。) 群青の空あたたかに波郷の忌 石塚 友二 波郷忌のむくろじの晴れ極まりし 岸田 稚魚 波郷忌の二合の酒をあましけり 清水 基吉 波郷忌の近附く霜の香なりけり 草間 時彦 波郷忌の潮の音を聞けとこそ 石田 勝彦 波郷忌を妻が虔しみゐたりけり 細川 加賀 波郷忌の金柑五十貰ひけり 星野麥丘人 湯上がりの裸けむりて波郷忌ぞ 藤田 湘子 吹降りのままに暮れけり波郷の忌 山田みづえ 波郷忌のうすき枕に眠りたる 今井杏太郎 大綿や半日忘れ波郷の忌 綾部 仁喜 口中の白湯まだぬくし波郷の忌 関戸 靖子 一昨日(をととひ)の波郷忌の傘そのままに 鈴木 鷹夫 波郷忌のことを夫が言ひにけり 大石 悦子 波郷の師系にあたる何人かの俳人の句を紹介した。 今日の讀賣新聞の長谷川櫂さんによる「四季」は、坂内文應句集『天真』より。 白払子冬の塵埃はらふべく 坂内文應 払子(ほっす)はお坊さんが手にする白いハタキのようなもの。起源は嫌な羽虫を追い払うものだったが、邪気を払うものとなった。払子の白といい、冬の塵といい、清らかな一句。作者は禅僧。師事した高僧をたたえる一句。句集『天真』から。 ふらんす堂電子書籍1000円シリーズの片山由美子句集『香雨』(Kindle版)が配信になりました。 電子書籍は検索にすぐれ、俳句をまなぶには良いテキストです。 購入して大いに活用していただきたいと思います。 すでに、小川軽舟句集『朝晩』、櫂未知子句集『カムイ』は、配信済み。
by fragie777
| 2019-11-21 19:37
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