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11月12日(火) 旧暦10月16日
歩いて出社。 途中の空。 初冬の空は雲ひとつなかった。 すこしは体重が減ったであろうか。。。 一週間にせめて2日は歩きたい。 家から仕事場まで歩くと、ちょうど25分くらいかかるので、ちょうとよい距離なのだ。 「ふらんす堂電子書籍1000円シリーズ」がはじまった。 同時発売で、小川軽舟句集『朝晩』と櫂未知子句集『カムイ』がAmazonKindleより配信となった。 定価1000円+税 という価格設定で買いやすいものにした。 電子書籍は検索にすぐれ、慣れればたいへん親しいものとなる。 この際に是非にご購入されてはいかがでしょう。 追って、片山由美子句集『香雨』が配信される予定。 今日の毎日新聞の新刊紹介に、藤永貴之句集『椎の実』が紹介されている。 第1句集。季題を大切にし、的確かつ繊細な写生のなされている一冊である。姿のよい句が多い。 沈丁花鍵を取り出すとき匂ふ 流星やボンネットまだあたゝかく カーテンに押し寄せてゐる初明り いま発売中の「婦人公論」11月26日号では、櫂未知子さんが吉田林檎句集『スカラ座』について書かれている。 その生き方とあわせて読むと面白さが倍増する句集があります。吉田林檎第1句集『スカラ座』は、まさしくそれかもしれません。 この紐をどこに通すやサンドレス 吉田林檎 初めての街へ開くや白日傘 新しき風に吹かれん春ショール たまたま、衣類、小物とかかわる句を挙げました。身につけるものは多くを語らないけれど、ある面において、その人の心を如実にあらわします。著者が人生の途中でシングルマザーを選択したこと。それは茨の道であったと同時に、その第1句集におもいがけない華を添えることになりました。ひたすら平穏に生きてゆくのとは異なった、決意のようなものがこの『スカラ座』にはあります。 今日はお二人の男性がご来社くださった。 津久井たかを氏と鈴木直允氏。 この度、津久井たかをさんが第2句集を上梓されるにあたって、打ち合わせにいらっしゃったのだ。 津久井さんは、来年の2月に米寿を迎えられる、それを記念しての句集の刊行である。 鈴木直允さんは、「春燈」の俳人であるが、津久井さんとはお仕事の上でのお知り合いであり、その職場句会「木綿の会」にお二人とも所属されたいたということ。 本句集に跋文の寄せられている。 津久井たかを氏(右)と鈴木直允氏。 津久井たかを氏は所沢市下安松にお住まいということがわかり、 「深見けん二先生が少し前まで住んでいらっしゃったところですね」と申し上げると、 「ええ、そうなんです。知人が深見先生のことを知っていて、いつかご紹介をいただけるということだったのですが、その人が亡くなってしまって、かなわなくなりました」と津久井さん。 いろいろとご本をご覧になられて、ハードカバー装の製本をお選びになられたのだった。 これは友人のご子息がやっている「バールアジイ」の壁に書かれた壁面アート(?)。 レストラン中村、おにぎり屋手島、につづくものだ。 このアーティストはドイツ人。 覆面をしていて身元は明かさない。(落書きをしているともいえるので) インドからはじまって世界各国を廻ってその国の子どもをこうして描いているという。 横におかれたビール樽にも。 店主のK君が御礼にとドイツビールを差し上げたところ、 彼はドイツビールより、日本のビールの方がおいしくて好きだと言ったという。(あら、まっ) 朝日があたっている今朝の仙川の路地。 まだ人通りはすくない。 ドイツ人のアーティストは、ほかに仙川のどこに落書きをして行ったのだろうか。 それを見つけるのも楽しみしている。
by fragie777
| 2019-11-12 18:41
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