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11月7日(木) 旧暦10月11日
国立・矢川沿いで出会った茸。 なんとも美味しそうな、と思ったが、食べられるのだろうか。 茸ばかりはコワイ。 手でふれてみるとひんやりした。 今日の毎日新聞の坪内稔典さんによる「季語刻々」は、藤井なお子句集『ブロンズ兎』より。 早早とここがストーブの定位置 藤井なお子 分かるなあ、はやばやとストーブを用意するこの句の気分。私は寒がりというか、寒さに弱いところがあって、自分の部屋にとっくにストーブを置いている。家族にばかにされたり、あきれられたりするが、ストーブがあるとともかく安心する。今日の句は、「ブロンズ兎」(ふらんす堂)から。作者は大阪府茨木市に住む私の俳句仲間。 ふらんす堂でもすでに「床暖房」をつけて仕事をしている。 足下があったかいと落ち着いて仕事ができるのだ。 今日は五本指タイツを穿いて、足下はさらにポカポカである。 4日付けの毎日新聞の酒井佐忠氏による「詩歌の森へ」は、「髙柳克弘の世界展」と題して10日から浜松市の浜松文芸館で開かれる展示会について紹介している。髙柳克弘さんは、「ふらんす堂句会」の講師であり、「田中裕明賞」の選者でもある。 抜粋して紹介したい。 「俳句は、刺激的な文芸です。言葉と言葉が、十七音という極小の器の中で、火花を散らすのです。私は大学生のころから、この文芸に夢中になりました。」精鋭俳人として活躍する髙柳克弘は言う。(略) 髙柳の俳句世界や短歌、絵画、音楽、演劇など他ジャンルの作家たちの作品とのコラボレーションを試みる画期的な「ことごとく未踏 俳人・髙柳克弘の世界展」が10日から開催される。テーマは「照応」。(略) 〈ことごとく未踏なりけり冬の星〉。第1回田中裕明賞受賞の句集『未踏』の代表作。例えばこの句がどのように表現されるのか楽しみだ。参加予定作家はカニエ・ナハ、岸田将幸(詩人)、黒瀬珂瀾、小島なお(歌人)、長田奈緒(版画)ら多数。10日午後一時半からオープニングセレモニーと髙柳の講演がある。展覧会は来年2月まで。 問いあわせ→浜松文芸館(電話053-453-3933) 明日はいよいよ蔦屋梅田書店でイベントである。 さきほど担当の永山さんからお電話をいただいたが、すでに定員の80名になりそうであるということ。 行ってみようかなという方、急いで申し込めば大丈夫かも。 スタッフのPさんが行って取材し、「ふらんす堂通信」誌上にて発表する予定である。 参加予定の方、夜からですので、暖かくしてお出かけください。 今日はお客さまがひとり見えられた。 関根誠子(せきね・せいこ)さん。 第3句集を上梓される予定である。 ふらんす堂から第1句集『霍乱』を1997年に上梓されている。第2句集『浮力』(2010)に次ぐ今回の第3句集である。 担当の文己さんといろいろと打ち合わせをされて、第1句集はフランス装であったが、今回はハードカバー装でということに決められたのだった。 関根誠子さん。 加藤楸邨の「寒雷」により俳句を始められ、いまは「炎環」(石寒太主宰)の同人である。 ふたたびのご縁をとても嬉しく思う。 今日はスタッフ二人が朝からソワソワしている。 「まだかなあ……」なんて言って。 そして、宅急便が届いた。 Pさんがいそいそと開ける。 わたしも何だろうって覗きに行く。 ピカチュウが描いてある箱。 出てきたのは、 ピカチュウのぬいぐるみ。 それも二つも。 どうやら、Pさんと文己さんは、ハリウッド映画「名探偵 ピカチュウ」を観に行ってきたらしい。 そのピカチュウが、思いのほか「おじさんくさく」不人気であるということ、しかも吹き替えがおじさんの声。 で、「ピカチュウ」ならぬ「シワチュウ」と呼ばれているんだって。 しかし、その不人気の「シワチュウ」がぬいぐるみとなって愛されているんだそうである。 取り出されたシワチュウ。 確かにシワが。。 わたしも抱かせて貰ったが手触りがよくてなかなか可愛い。 ひとつは「ホトトギス歳時記」の上に。 もうひとつは、装丁資料の本の間に押し込まれた。 シワのよったピカチュウ二匹(?)がやってきた今日のふらんす堂である。 明日は、井越芳子句集『雪降る音』を紹介します。
by fragie777
| 2019-11-07 18:18
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Comments(4)
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