仲秋の動物たち。

9月21日（土）　　旧暦8月23日

薄曇りの休日となった。

国立・谷保を歩く。

稲の秋である。

今日の谷保天神は秋祭りである。

あちこちに出店が色とりどりに出ていた。

数え切れないくらいここへ来ているが、こんな風景に出くわしたのははじめてである。

深々とお辞儀をしておまいりする人も。。。

今日はわたしの出合った愛すべき動物たちをちょっと紹介したい。

まずはお気に入りの神鶏。

今日も毅然としてあたりを睥睨している。

やおらこっちを向いて、にらみをきかす。

そしてくるりを向きを変え、行ってしまった。

ほかの鶏たちはこんな感じ。

人間に大いに飼い慣らされている。

天神裏の池の水はこの世のものでないように透きとおっている。

そこに夢見るようにいる一匹の白い亀。
（どうやらすっぽんらしい）

ゆらゆらと近づいて来た。

犬に出合う。

熊のような犬である。

「なんという名前ですか」と聞くと、

「くまちゃん」と返ってきた。

くまちゃん！

まさに。。。

ひさしぶりに羊の「アマエル」に会いに行く。

そばに行ったら顔を出してくれたが、

われわれから期待するものはないとわかったようで、

たちまちに寝る体勢に入り、

いつしか寝てしまったのだった。

そして

出合ったのが、

たぬきのような案山子であった。

　

その後、友人たちと新宿に出て、夕食に中村屋でカレーを食べたのであるが、

5人のうち4人は野菜カレー、わたしひとりがチキンカレーだった。

どうも動物づいている一日のようである。