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9月8日(月) 草露白(くさのつゆしろし) 重陽 旧暦8月10日
矢川湿原に咲いていた可憐な花。 「水引?」って思ったがそれにしては花がやや大きい。 なんの花だろうか。。。 アレチヌスビトハギと教えてもらった。 昨夜の台風は怖かった。 風音で夜中に目をさまし、その後は眠れなかった。 風音のはげしさに家が壊れるのではないかと思った。 今朝出社するとスタッフの文己さんは、電車が動かず駅で立ち往生をしている。 「今日はもう、いいわよ」と一度家に帰って貰ったが、昼過ぎにいろいろと手立てをつくして出社。 たいへんだったと思う。 ほかのスタッフもおおかた寝不足である。 台風がこわいものである、ということをしみじみと思った次第である。 仕事にもいろいろと支障をきたし、色校正の用紙が印刷屋さんにはいらないなどてんやわんやである。 明日は気温が台風後の現象で38度くらいになるという。 クーラーが直って良かったね。と私たちは胸をなでおろしたのである。 新聞記事を紹介したい。 9月7日と8日の讀賣新聞の長谷川櫂さんの「四季」は、小島一慶句集『入口のやうに出口のやうに』より。 この世だけつながる電話いわし雲 小島一慶 今や地球上だけでなく宇宙船や宇宙基地にも通じる電話。しかしスマートフォンの進歩は目まぐるしいといっても、生前や死後へ通じる機種はない。現実の世界という狭い檻に幽閉されている人類。句集『入口のやうに出口のやうに』から。 まいじゆしやげ二度つぶやけば呪文めく 小島一慶 ブッダが菩薩たちを前に教えを説いたとき、天は四つの花を降らせて祝福したという。その一つが曼珠沙華。どんな花だったかは不明。彼岸花の別名になった。呪文めいているのもそのはず。句集『入口のやうに出口のやうに』から。 おなじ讀賣新聞の9月7日夕刊に仁平勝さんが「俳句とことば」の欄で評を書いている。三冊の句集をあげている。 小原啄葉句集『草木』(KADOKAWA)、小川軽舟句集『朝晩』(ふらんす堂)生駒大祐句集『水界園丁』(港の人)。 タイトルは「ディテールが作品の全部に」。 小原啄葉句集『草木』については、「ディテールの作り方に年季が入っている。」と記し、「初鶏を聞いてまた寝る母の家」「戸締りの多き生家の湯ざめかな」などの句をあげている。 生駒大祐句集『水界園丁』については、「動詞のレトリカルな使い方が印象に残る」とし、「あやとりに橋現るる夕立かな」「水澄みて絵の中の日も沈むころ」などをあげている。 小川軽舟『朝晩』は第五句集になるが、自身のサラリーマン生活が一巻のテーマといえる。 たとえば「一階に管理人住む蚊遣かな」「二階から電話に下りぬ夜の秋」「レタス買へば毎朝レタスわが四月」「定食に満腹したる聖夜かな」といった句には、単身赴任の生活風景がある。 一句目と二句目は、その住居。「管理人」「電話」を題材として、いわば映画のワンカットが作品になっている。三句目と四句目は、その食生活。「買へば毎朝」「定食に満腹」という言葉の運びがいい。とくに四句目は、単身赴任のクリスマスを詠んだ傑作だろう。 また「妻来たる一泊二日石蕗の花」は、「一泊二日」が決め手。単身赴任にとって、妻が泊まるのは非日常のイベントなのだ。 さきほどの長谷川櫂さんの電話についての評であるが、実は過去と現在をつなぐ一本の電話という面白い韓ドラがあった。 お気に入りの韓国スターが役をやっていることもあってワクワクして見ていた。 すでに死んでいる男性警察官からある事件のことで在職の警官が電話をうけてしまうという始まりだったと思う。 もしかしたら日本版にリメイクされているかも知れないが、ほぼ日本版にリメイクされてしまうと「油が抜き取られたように」なってしまう。 圧倒的に韓ドラの方がえぐくて面白い。 過去と未来をつなぐ電話なんて、有り得ない話であるが、こんなことも起こるかもしれない、と思わせてしまうそんなドラマだった。 もうすでに眠い。 昨夜の寝不足がたたっているのだろう。 今朝は家の周りを掃いた。 風でちぎれ飛んだ葉っぱや枝をかき集めてきれいに掃除をしたのである。 慣れない仕事だったので腰が痛くなってしまったのだった。 ご近所さんはわたしが箒を使っている姿なんてすごく珍しいと思うから、見に来てくれるといいなあ、と思いながら掃いていたのだが、残念ながら誰にも出合わなかった。 きっといつもあきれ果ててると思うので、点数をかせいでおきたかったが、無念である。
by fragie777
| 2019-09-09 18:17
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