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8月9日(金) 長崎原爆忌 涼風至(りょうふういたる) 旧暦7月9日
凄まじい暑さである。 午前中住宅街を歩いていると、カンナが咲いていた。 カンナを見ていたらいっそう暑くなった。 ふらんす堂は夏期休暇にはいります。 仕事始めは16日(金)となります。 よろしくお願いいたします。 ブログは写真くらいアップしたいな、、、、 髙柳克弘著『芭蕉の一句』の再販が出来上がってくる。 初版は2008年であり、しばらく品切れであったが、注文が来続けていたので思い切って再版することにした。 今日の日にちのところを紹介したい。 初秋(はつあき)や海も青田の一みどり 『千鳥掛』 「鳴海眺望」と前書。海も青田も、塗りつぶされたかのようにみどり一色に染まり、どこまでも広がっている。そんなすがすがしい風景が秋の訪れを実感させるのである。実際には、「海」も「青田」もそれぞれ違う青さを持っている。しかし、その異なる青さを「一みどり」と把握したことで、青田が海まで続いているような、広大な景観をイメージさせる。それはまた、「初秋」の澄み渡った空気の感覚をよく伝えている。表現の 無駄を省き、すっと心に入ってくる句になっている。鳴海の弟子・知足の亭に滞在していた折の作である。季語=初秋(秋) 気持ちの良い芭蕉の一句である。 「弟子の知足の亭に滞在していた折の作」とある。 知足の句が『焦門の一句』に収録されていたら紹介したいと思ったのであるが、残念。いなかった。 たくさんの弟子をかかえていたことになる。 今日はお客さまがいらっしゃった。 いま、句集をおすすめしている俳誌「知音」の吉田林檎さんである。 第1句集を上梓される予定である。 すでに編集作業はすすんでいて、今日は部抜きの確認にわざわざ入らして下さったのだ。 句集名は、「スカラ座」 「一度はふらんす堂に伺いたかったのですが、なかなか都合がつかなくて」と吉田林檎さん。 「仙川ははじめてですが、いい町ですねえ」と。 吉田林檎さん。 「選句のときに皆さん、悩まれる方が多いんですけど。あれも入れたい、これも入れたいと」と担当にPさんが申しあげたところ、 「わたしは全然なやみませんでした。ダメと言われればそのまますぐ捨てることができました」と吉田林檎さん。 「ブルーの色の本が最初はいいと思ったのですが、ご提案された臙脂の色がとてもよくてそれに決めました」とも。 もうまもなく出来上がって来る予定である。 休み前でもあり今日は大変いそがしく、わたしは4度ほどふらんす堂を出たり入ったりした。 これから友人たちと食事をすることになっていて出かけます。 すでに遅刻の状態。 急がなくては、、、、 行ってきます。
by fragie777
| 2019-08-09 17:48
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