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6月22日(土) 夏至 旧暦5月20日
夏至の日の今日は大雨の一日となった。 俳人の石田郷子さんが暮す名栗に行き、雨の山歩きをしたり山雀亭の庭を歩いたりして半日を過ごす。 山雀亭に咲き始めた紫陽花がまず目に飛び込んできた。 美しい火鉢に水をはって水槽として庭に置かれている。 「緋目高がいるよ」ってお連れ合いのゼンさんが教えてくれる。 「ううん? どこ、どこ」 そばに行って覗き込むと、いた、いた。 小さいヤツが。 金魚かとおもったら、目高であった。 雨が激しく降る中を近くの山まで足をのばす。 今日はなんと言ってもこれ。 モリアオガエルの卵である。 高いところにも、 低いところにも、(見えるかな) 目線の高さにも。 指でさわってみたら、冷たく濡れていて柔らかなだ弾力がある。 足元の池では姿は見えないが、蛙のなき声がする。 モロアオガエルだ、きっと。 これはすでに巣立ったあとの残骸(?) よく見るとミイラ化した小さな蛙のようなものが。 いったい何匹の蛙がいたのだろうか。 こちらは山雀亭の白樺の木にかけられた巣箱。 「四十雀の雛が巣立っていったのよ」と石田郷子さん。 これは「鹿おどし(?)」って言ってたかな。 鹿がやってきて草花の芽を食べていってしまうんだそうな。 百合の花の芽はすべて食べられてしまった。 この黄色のものは「硫黄」なんだそう。 硫黄の匂いで鹿を寄せ付けないようにするのである。 これは西洋蜜蜂の残党。 すこし前に3000匹がここに集結していたらしい。 もうひとつ山雀亭を見張っているものがあった。 この鋭い鷹の目である。 玄関には帆船が飾られていて、 山雀亭はどこにいても風を感じる。 久しぶりに会えた郷子さんの愛猫「こゆきちゃん」。 カメラを向けると、 胡散臭そうに見られてしまった。 今日は雨にたっぷり濡れた夏至の一日となった。
by fragie777
| 2019-06-22 22:54
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