ふらんす堂編集日記 By YAMAOKA Kimiko

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月の椅子に一冊を加えて。。。。

1月29日(火)   旧暦12月24日


月の椅子に一冊を加えて。。。。_f0071480_16364505.jpg

春を待つ木。




なんとふらんす堂には、バランスボールがもう一つ増えてしまった。

ひとつはスタッフのお尻の下に、

もう一つはこのyamaokaのお尻の下にある。

昨日みなでおしゃべりをしていて、なかなかバランスボールが良いのではないか、ということになって

「じゃさ、もう一個買って、みんなで交替で使ってみない。それでしばらく使って、良いっていうことになったら、全員買おうよ」

とわたしが言ったところ、「そうしよう、そうしよう」ということになったのである。

今日の午後からずっと使っているのだが、それなりに仕事はできる。また、居眠り予防には確かにいい。
ウトウトってすると、ヨロッとなってハッと目覚める。
体幹を強化してダイエット効果もあるという。(正しく乗れば、ということだが、これがなかなか……)

ご近所の島忠で、一個千円のバーゲン中である。

「ねえ、わたしが使ってるところ写真に撮って。ブログで紹介するからさ」と言って撮ってもらったら、

なんじゃ、これ。っていうくらい熊みたいな人間の下半身だったので、公開しないことにした。

とこかく、バランスボール、悪くないかも。。。。






新刊紹介をしたい。

川田昌子句集『花ごころ』(はなごころ)。

月の椅子に一冊を加えて。。。。_f0071480_17505484.jpg
四六判ハードカバー装 154頁 私家版

著者の川田昌子(かわた・まさこ)さんは、1931年旭川市生まれ、鎌倉市在住。俳歴は、「あとがき」によるとお兄さまの影響があるという。

私の俳句は長兄の影響が大きいと思います。長兄は東京出版協会に勤務して仕事の関係からホトトギス社に出入りし、本人も俳句に親しんでいたことがあって、ホトトギスの句会に参加、高浜虚子先生の晩年の弟子に加えて頂いておりました。

とあり、少女期からお兄さまの影響もあって俳句に親しんでおられたようである。

結婚後東京から横浜に移り子育ても終わりの頃からホトトギスに投句を始め以来四十年の歳月が流れました。鎌倉に住まいしてからは古都の四季を愛で史跡などを巡って句作を楽しむ日々となりました。若い頃、一時期句友達と朝日俳壇に投句し、幸運にも加藤楸邨先生、稲畑汀子先生、川崎展宏先生の選に入ったことも良き思い出となりました。

こんな風に俳句はいつも日常の身辺にあった川田昌子さんが、この度40年の歳月を経て、第一句集を上梓されたのである。

 春雪を払ひユトリロ展に入る

白がつらぬいている一句だ。春の雪は、水気をたっぷり含んでいて解けるのも早い。ユトリロの作品は、白を基調としたものが多いし、「白の時代」と呼ばれた時期に描いたものに良いものが多く、わたしたちもそれらの作品をよく知っている。人間を入れずパリの街並を静謐に描いた画家である。ストイックな絵の趣はなかなか浮かれた心では見られない。この句、「春の雪」がいいと思った。春雪であることによって、ユトリロの絵に明るく導かれていくような思いになる。春雪の白、ユトリロの白があかるく響きあっている。

本句集の担当は、文己さん。

 焼山に変はる速さに空閉ざす
 肩に触れ香に触れリラの旅路とも
 闇少しゆるむ落花の一しきり
 夏蝶のひらり会話に加りぬ
 蛍の所在つぎつぎ明かす闇
 水に棲むなにかが揺らし蓮浮葉
 走り梅雨五山暗めて寂とあり
 友送る鈴蘭の野に帰すごと
 まどろみの中まで透り虫時雨
 人よりも犬が先んじ浜小春
 竹林の黙吾の黙年惜しむ

 
 夏蝶のひらり会話に加りぬ

夏蝶は激烈な陽ざしに耐えているためか、逞しい存在感を感じるときがある。黒揚羽などふいあらわれて目の前に迫ってきたときなど恐怖さえ感じてしまう。人間たちがおしゃべりをしている、そこへ夏蝶がどこからともなく飛んできて、会話を横断していったのである。一瞬会話はとぎれて、皆の意識は夏蝶に集中した。いままでの会話を夏蝶が中断しさらってしまったのである。そんな一齣のスケッチを「ひらり会話に加りぬ」と詠んだ。


喜びも悲しみも幾歳月の人生でしたが、戦争の余波で三人の兄を亡くした鎮魂の思い、私の心の支えとなった俳句に限りない思いを込め句集『花ごころ』を出版することになりました。

「あとがき」を紹介した。

ほかに、

 人語いま静かに往来寒牡丹
 画廊にも明るき日射し立雛
 由比ヶ浜広く使ひて父子凧
 夏霧の函嶺を消し彩を消し
 江ノ電の鉄路の錆やカンナ燃ゆ
 蜻蛉の高くは飛ばず富士の晴
 尼寺の空を拡げて松手入
 

本句集の装幀は、君嶋真理子さん。

花の繊細な図柄、色調がシックで好ましいと 、川田昌子さんはとても気に入って下さった。


月の椅子に一冊を加えて。。。。_f0071480_17505625.jpg

月の椅子に一冊を加えて。。。。_f0071480_17505935.jpg

月の椅子に一冊を加えて。。。。_f0071480_17510894.jpg
 タイトルの金箔が効いている。


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布クロス。


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月の椅子に一冊を加えて。。。。_f0071480_17511796.jpg
扉は華やかに。


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月の椅子に一冊を加えて。。。。_f0071480_17505140.jpg
なお残る人生も美しい自然を中心に詠み続けて行きたいと念じております。


と、「あとがき」に書かれている。


 寡黙なる夫と分ちし月の椅子

老境にはいられたご夫婦の充足した姿を彷彿させる一句だ。
実は、この句集をおすすめするにあたってすべてのことは、ご主人の川田博司さんを通してであった。担当の文己さんは、著者の昌子さんとはほとんどお話をしていない。すべてを信頼してご主人に任せておられるご様子が伝わってきた。また、ご主人の川田博司さんも奥さまの俳句への思いを大事なことと思われており、奥さまの意向にそったものをという心配りがあることを私たちは感じていた。最初はもう少し簡素なものをというご意向であったが、いろいろとお話をすすめていくうちにハードカバーのものをということになったのである。その結果出来上がりをご夫婦ともども喜んでくださったのだ。
そういう御夫婦であればこそ、この一句の風景が重みをもってくる。
今年はこの椅子に句集一冊が加わってさらにご夫婦の間に静かな満ち足りた時間が流れるであろう。







お腹はだいぶよくなったが、まだ整腸剤を飲んでいる。

本調子ではないなって思うのは、ブログを書き終えると早く家に帰ってワインを一杯飲もうって思うのだが、全然飲みたくないのよ。

今日もお夕飯は簡単に済ませるつもりだが、しかしながらイカンなことには、ちっとも体重が減らないのである。昨日だってわたしはおうどんだけ。それで今朝体重を量ったら、五〇〇グラム増えてるじゃないの。
どういうこと。144.png


まっ、バランスボールに期待すっか。。。。






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by fragie777 | 2019-01-29 19:55 | Comments(2)
Commented by Daxiongmao at 2019-01-30 12:39
yamaoka さま

15年位前、あるオフィスを訪ねました。
そこのトップの第一秘書さんが、バランスボールに座ってお仕事中。
び〜っくりする私に、彼女は「あら、これとっても良いのよ!」と。

世界的に有名な英国の新聞社の、東京支局です。

ふらんす堂さんも、世界に羽ばたく時近し!?
0
Commented by fragie777 at 2019-01-30 18:47
玲玲さま

今日のブログの通り、とうとうバランスボールの虜となってしまいました。

なかなか悪くないですよ。
長く続けることが大切ですね。

どうなることやら。

(yamaoka )
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