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12月30日(日) 旧暦11月24日
今日も仕事場へ向かったのだが、いつもよりは朝はすこしゆっくりでいい。 いただきもののチョコレートに珈琲などをいれてみた。 わたしは昼過ぎに珈琲を飲むと眠れなくなってしまうので、日ごろ珈琲を飲むことがあまりない。 飲むときは夜眠れなくてもいいと覚悟して飲む。 今日はまだ9時半をまわったところ、ゆっくりと珈琲を味わいたい。 普段ほとんど使わない珈琲カップを食器棚の奥からとりだして淹れてみた。 なかなかいい色でしょ。 と、 後ろを向いたすきに、 愛猫の日向子がひらりとテーブルに飛び乗って、、、 ヒャー、ひなちゃん駄目! と一括。 あやういところであった。 今日は約束どおり(って自分に約束したのよ。) 午後より引き出しの片付けをはじめた。 高柳克弘さんの今日の「蕉門の一句」によって言えば、わたしの宿命の敵は大晦日の引き出しである。 一番上の引き出しを取り出してみて驚いた。 ややっ、これはいったいどうしたことか。 付箋があっちこっちから出てきて、なにもかも付箋まみれだった。 ボールペンも佃煮にするくらいある。 どうにか大分整理してこんな状態にまでなった。 これらを深さ5センチもない引き出しに詰め込んでいくのである。 整理は大の苦手。 途中からだんだんどうでもよくなって放り込んでいってしまいそうになり、クジケルナyamaokaと自分に言い聞かせる。 引き出しを整理しながら謎がみえた。 わたしは仕事をしながらいつも付箋と黒のボールペンをもとめて引き出しを捜している。 で、見つからない。 いつだってナイナイと叫んで新しいのを持ってくるのだ。 そしてそれがいつのまにかなくなって、またナイナイと。 しかし、引き出しのなかから出るわ出るわ、付箋と黒のボールペンが。。。 わたしの引き出しはどうやらわたしの目からそれらを隠してしまうらしい。 だって引き出しの中を捜すのだけど、ないのよ。 わたしのまわりは謎だらけである。 引き出しを整理してまた謎がひとつ増えた。 わけがわからん。。。。。 今日は田中裕明の忌日である。 2004年12月30日に亡くなった。 東京はこの日夜から大雪になった。 夕方、家に戻ってお正月の準備のかたわら、四ッ谷龍著『田中裕明の思い出』をパラパラとめくってみた。 文章の向うに見える田中裕明さんは、まだ十分に若く、落ち着いていてどこか楽しそうだ。 そしてそれはわたしの思い出の中の田中裕明さんと同じである。 「田中裕明賞」も来年で第10回を迎える。 今日まで刊行した句集で45歳までの方であれば誰でも応募できます。 応募されていない方は、来年の1月31日までに是非に応募してください。 応募要項はこちら→「第10回田中裕明賞」 珈琲を飲みそうになった日向子。 そう、今思い出したのだけど、入院中の田中裕明さんに、貰ってきたばかりの子猫の日向子の写真をどっさり送って「可愛いでしょう」とメールしたことがあった。 どんどん何枚も送ったのね。 田中さんからは、「可愛いですね」と返事があったのだけど、今から思えば、「可愛い」の押し売りだった。。。。
by fragie777
| 2018-12-30 21:03
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