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12月28日(金) 旧暦11月22日
パリで飲んだホットワイン。 別にパリでなくてもホットワインはいくらでも飲めるが、東京では出先であまり飲もうと思わない。 パリはもの凄く寒かったので、そう、今日の東京ような寒さだったので、昼間っからホットワインを飲んで身体をあたためたのだった。 日頃ただ、ごくたまに寝つかれないときなど、赤ワインをあたためて飲むことはある。 先日友人に、「パリでは美味しい御菓子など食べた?」って聞かれたのだけど、「ああ、そうね、ええっと、いやあんまり食べなかったわ。考えると昼間っからワイン飲んでた」と言って笑われた。一緒に旅行した友人は九州・福岡出身の女人なのでめっぽう酒がつよく、もう一人の若い友人もこれがまたよく飲む。わたしもワインは好きなので、昼間からワインが飲めるなんて旅でもしないとなかなかそういうこともないので、これまた飲んだ。近くのスーパーで買ってきて部屋でもみんなで飲んだ。そういえば、昨年男友だち二人とyamaokaとでオランダ・ベルギーを旅行したときも、この部屋飲みをやったことを思いだしたのだった。近くのスーパーで食材と安いワインを買って部屋で食べたり飲んだりというのも旅行の楽しみである。 だから、お菓子まで思い至らなかったな。。。。。 今日も朝からずっと仕事場にいる。 ワックスの匂う誰もいない仕事場というのも悪くない。 電話はいっさい鳴らないので(留守電はコール音がしないようになっている)仕事がはかどる。 今日も万年筆のインクを補充したのだが、案の定指を汚した。 指を汚さずにインクを補充できる人がいたらお目にかかりたいものである。 閑話休題。 すこし前だが、朝日新聞でコムデギャルソンのデザイナーである川久保玲さんのインタビュー記事を掲載していて興味ふかく読んだ。面白かったのでそれを読んで欲しい人間にラインで送ったりしていたのだが、昨日たまたま友人とそのことが話題になった。友人は一緒にパリにいったMさんである。今の時代に良い服をいかに売るかということに腐心しているMさんなので、川久保玲さんの言ったことがよくわかるようだ。 「何か考えて生きていれば本物の服が必要になるのだと思います」 「この言葉なのよね。わたしもそう思いたい」とMさん。 川久保玲の発言の裏にはファッション業界の苦悩が滲んでいるように思えたのだが、それは本づくりや物づくりにも関わってくることのように思えるのだ、わたしには。 ――人間の手による仕事が大事だと? 「ええ、ある気持ちを持って、じかに入り込まないと本物は作れない。それが着た時に何かしら感覚に影響します。そういうことを考えないで過ごせば安価なだけの服や毎日同じ服でも構わないでしょうが、何か考えて生きていれば本物の服が必要になるのだと思います」 わたしには、「ある気持ちを持って、じかに入り込まないと本物は作れない。」という発言が重い。 なにかを作ることにおいて、これは気を抜けないことである。 今日はこれから友人と会って食事をする予定。 下北沢の美味しいお店を友人が予約してくれた。 昼間が、「ユリイカ」で、夜は「カフカ」って言う店の名前も気に入った。 寒いからあったかくしていかなくっちゃ……。
by fragie777
| 2018-12-28 17:42
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