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11月4日(日) 旧暦9月27日
霧雨のふる寒い一日となった。 今日は大学時代の同窓会があり、友人たちと晩秋の秋川渓谷を歩いた。 彼女は拝島に住んでいて、この辺には詳しい。 今日は一日たっぷりとお世話になった。 バーベキューでもやっているのだろうか。 こちらはツガイ。 雨は降っているが霧雨なので傘はいらない。 しめった空気に満たされて気持ちがよい。 地上が色鮮やかである。 このあたりは紅葉が美しい。 かたむいた木のベンチがあった。 濡れているがわたしはそっと腰掛けてみた。 大丈夫、動かない。 ふっと見上げると綿虫がゆらゆらと目の前を飛んでいった。 目指すところは公徳寺。 山門と大銀杏が有名らしい。 先にバスで行った友人たちが待っている。 大きな銀杏の木がある。 まだ十分に黄葉はしていないが。。。 これがすっかり黄色になったところを見てみたい。 「裏もきれいだよ。多羅葉の木があるよ」ということで裏手に回ると、 寺で一休みをしているとこれから昼食をとる「黒茶屋」さんからのお迎えのバスが来た。 大方の友人たちはバスに乗り込むが、わたしたち女子4人は歩くことに。 Yさん、Kさん、Sさん、そしてわたし。 歩いても15分ほどのところである。 もう少し晩秋の景色をたのしみたい。 お店がみえかけてきたところ、幹事のYさんが、 「あのね、秘密の道があるのよ。そこ行こう」って言う。 みれば足元から急降下している道とはいえないようなところ。 じゃんじゃん行っちゃうので仕方ないから一番あとに着いていった。 どうやらたどり着いた。 しかし、なかなか良きところである。 食事が用意されている部屋から外を眺める。 山と川のものをたっぷり使ったおいしい料理を堪能したわたしたちだった。 (あまご、と言うお魚を食べた) いつもながら食い気が先行して、写真はとらず。 食後は下の河原におりてみる。 川を見てもの思いにふけっているのは誰?! 実はわたしはちょっと早起きをして友人たちよりも一足早く行って、その洋館が有形文化財になっている小机邸に行く予定だった。 小机邸は、143年の歴史を持つ洋館であり、喫茶室があってお茶とお菓子を楽しめるということ。 今朝はすっかり寝坊をしてしまい、予定より遅く出発したのだが、不思議なことに途中で予定の電車に間にあって、小机邸を訪ねることができた。 しかし、 である。 今日は尺八と三味線の特別イベントがあって、喫茶室はお休み、ということ。 しばらく家の外などを写真に撮っていたら友人のYさんとKさんがやってきて、部屋の中だけでも見せてもらえるように頼んだというではないか。 室内は和と洋の組み合わせとなっている。 家の中より外を眺める。 若い男性演奏家による尺八と三味線のライブは、二階で行われる予定ということで、二階からは尺八の練習の音が聞こえてきた。 今日は行く秋を友人たちのとの時間のなかでたっぷりと過ごした一日となった。 北海道からも、九州からもやってきた友人もいる。 食事をしながら、あるいは食事を終えてから、わたしは友人たちの話し声をうっとりとして聞いていた。 学生時代がよみがえってくる。 もう二度と戻ってこない時間だ。 同じ時間を共有しあった友人たち。 (いいもんだわあ……) 話し声を聞いているだけで気持ちがリラックスして満たされてくる。 ふと、斜め前に坐っていたF君が言った。 「M(わたしの旧姓)さんは、学生時代可愛かったよ!」 (ええつ!!な、なによ!) わたしは仰天した。 (コンプレックスの塊だったのに) (ああ、なぜ40年前にそのことを言ってくれなかったのよお、F君)心の中のわたしの叫びである。 だが、 そうか、 学生時代は、っていうことは いまはもう可愛くなってことだな。 そうか。。。。。 このブログを見ているという友人もいて、チェックがはいるとやばいな。 ヘンなことは書いていないな。 ヨシ。 アップしよう。
by fragie777
| 2018-11-04 22:40
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Comments(3)
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