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11月3日(土)文化の日 旧暦9月26日
久しぶりの友人たちと仙川で飲んですっかり遅くなってしまった。 仙川から家までミニストップのソフトクリームを舐めながら帰ってきたところである。 (ミニストップのソフトクリームは好物のひとつ。お酒を飲んだあとはことさらに美味い) 友人たちに会う前に今日は茅ヶ崎まで遠出をした。 茅ヶ崎は始めていくところである。 「小原古邨展」を見に、茅ヶ崎美術館までPさんの運転で車を走らせた。 実は日本画家である小原古邨(1877金沢生)は、Pさんの友だちのリョウちゃんのひいおじいちゃんに当る人で、リョウちゃんから是非に見て欲しいといわれていたのである。 最近NHKの日曜美術館でこの展覧会が特集されたことで一躍話題となり、日本ではほとんど知られていなかったこの画家が俄然脚光を浴びることになったということである。 Pさんは、日曜美術館を見て興味をもち、また親しい友人のひいおじいちゃんであるということもあって、わたしがそれに便乗するかたちで茅ヶ崎までやってきたのだった。(わたしもリョウちゃんのことはよく知っているのでひいおじいちゃんの作品を見たかった) →「小原古邨展 原安三郎コレクション」 今回の展示はすべて小原古邨の木版画の作品である。 全部で240点の作品が紹介されているという。 Pさんから聞いたところによると、日本より海外で人気のあった画家で、その絵の注文が間に合わず、版画にすることによって(専門の彫師と刷師がいた)海外の注文に応えたのだという。 作品はたいへん緻密でとても版画とは思えないほど。 茅ヶ崎美術館は美術館の外に人が列をなすほど混みあっていた。 学芸員さんや担当の方たちもこんなに混みあうのははじめてということで、展覧会の盛況にちょっと驚いたようで懸命にお客さんたちに対応していた。 写真撮影は許されており、いくつか紹介したい。 以下は作品全体を撮ったものではなく、部分を撮ったものである。 これが版画なのか、と思わせるようなものが沢山あった。 烏は好んだ題材だったらしくいろいろとある。 この烏ではないが、下からみると羽が光っているものなどあって、芸が細かい。 買ってきた絵葉書。 日本的な花鳥風月の情緒に西洋風の写実性を伴った、古邨の作品の魅力を余すところなく鑑賞することが出来るでしょう。 と解説にある。 車を走らせた東名高速で行きも帰りも渋滞にあってしまい、いやはや美術館にゆっくりしていられなかったのが残念だった。 この雀は気にいったもののひとつ。 しかし、この展覧会明日で終わりである。 Pさんによると、今度原宿で展覧会があるらしい。 そのときにまた改めてゆっくり見ましょう、ということになった。
by fragie777
| 2018-11-03 23:40
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Comments(2)
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