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9月19日(水) 子規忌 旧暦8月10日
実むらさき。 従軍の居士を語りし子規忌かな 青木月斗 もろこしの食べ殻しんと子規忌なり 村越化石 子規の墓去り鶏頭の炎消ゆ 深見けん二 月祀るとは子規を問ひ虚子を問ひ 山田弘子 その母の無念やいかに獺祭忌 西村和子 蔓は実の重みに撓ひ獺祭忌 三森鉄治 ねそべりて手紙を開く子規忌かな 田中裕明 獺祭忌蟬殻ためて子の机 日原 傳 健啖のせつなき子規の忌なりけり 岸本尚毅 子規虚子といふ冷やかな師弟かな 稲畑廣太郎 夜通しの嵐のあとの子規忌かな 津川絵理子 今日は子規忌である。 わたしはこの日、子規を思って食するために昨夜スーパーマーケットで、柿を一個買った。 おおぶりで結構いい値段だった。 今朝食べてみた。 まずかった。。。 いままで食べたどの柿よりもまずかった。 渋くはないが、やけにかたく(歯が折れるのではないかと思ったほど)甘味がとおい。 半分頑張って食べたが、もう充分である。 本日の讀賣新聞の長谷川櫂さんによる「四季」は、伊藤一彦歌集『短歌日記2017 光の庭』より。 秋の夜にひとり酌みつつ恋ふるひと幾人(いくたり)かある筆頭は内緒 伊藤一彦 筆頭は誰々と、ここに具体的な名前があればずいぶん安手の歌になってしまう。内緒だからこそ読者はあの人か、奥さんかなどど想像をめぐらせる。これが内緒話の効用。世阿弥も「秘すれば花」といっている。歌集『光の庭』から。 今日は、夕方より九段のアルカディア市ヶ谷で、第11回日本一行詩大賞の授賞式がある。 日本一行詩大賞には、岩淵喜代子氏の句集『穀象』が受賞。 本句集は第33回詩歌文学館賞とダブル受賞となる。 yamaokaがその授賞式にはこれから伺う予定である。 ほかの受賞は、 日本一行詩新人賞 窪田政男氏 歌集『汀の時』(月光の会) 日本一行詩新人賞 前原陶子氏 句集『飛べない鶴』(文學の森) 今日の会の模様は、明日以降に紹介します。 さあ、 そろそろ出かけなくては。。。。 それでは、 行ってまいります。 一日ただ子規忌に凭れゐたりけり 岩淵喜代子
by fragie777
| 2018-09-19 17:17
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Comments(2)
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Yukukkoさま
コメントありがとうございます。 「芝不器男の百句」 嬉しいお言葉です。 (yamaoka)
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