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6月7日(木) 蟷螂生(かまきりしょうず) 旧暦4月24日
今はなんと言っても紫陽花の季節である。 道をあるいていると必ず視野に入ってくる。 色がつきはじめた紫陽花がわたしは好き。 色のつくまえの浅黄色がみずみずしくて、このエキスをしぼって顔にふりかけたら細胞が若返りそう、って思う。 (実際はしないわよ、そんなこと) こちらもこれから色を決めていくのだ。 紫陽花は、土壌の酸性度によって色が変わるといわれているが、この花は手前が青紫、向こうが赤紫。 こういうのってどういう土壌なんだろう。 やや悩ましい紫陽花である。 土壌が酸性だと青系、アルカリ性だと赤系、しかし、こんな紫もある。 品種改良されて、いろんな色の紫陽花を見るようになった昨今である。 いろんな色がある、というのは良いのだろうか。 額紫陽花も多技にわたっている。たいへん入り組んだ構造のゴージャスな額の花をみることもある。 そうなると、すこし複雑な気持ちがしてくるのだ。 わたしの実家にも一塊の紫陽花があったのだが、淡い色の紫陽花でどちらかというと質朴な感じだった。 人間の技が入り込む前の純朴な紫陽花。ってそんなのがあるのか知らないけど、そんな風情だった。 いろいろな色や形を紫陽花で楽しめるということは悪いことじゃないけど、あまりも色責め(?!)に会うとちょっと食傷してしまう。 かつて故郷の家でみた淡い色をつつましく咲かせていた紫陽花を懐かしんでしまうのだ。 紫陽花の浅黄のままの月夜かな 鈴木花蓑 紫陽花や明治の母は眉青く 京極杞陽 傘ぶつかつて紫陽花に溺れたり 桜井博道 今週はちょっと大変な週となった。 校了寸前のものにストップがかかって、双六であったら振り出しとはいかないまでも、出発点からゴールの半ばくらいに戻ることになってしまったのだ。 ガーン! ![]() 一瞬頭を抱えたが、 著者の情熱に応えて、良いものをつくるんだと思い直した。 ということで、我武者羅にがんばっているyamaokaとスタッフ である。 ただ、お待ち頂いている方には申し訳ないことである。 ひたすらお詫びをするしかない。
by fragie777
| 2018-06-07 18:45
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