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4月22日(日) 旧暦3月7日
国立・城山公園に咲いていた常磐万作(ときわまんさく)。 この常磐万作を塀にしている家をこのごろよく見かける。 はまなす色ともいうべきこの赤の色に雅趣があるのか、なかなか雰囲気のある花である。 日曜日である。 太極拳で新宿に行ったあと、今日は何をしようかしら。 映画を観ようか、それとも上野に行って絵画をみようか、一瞬いろいろと思いが駆け巡ったのであるが、 ああ、ダメじゃん、、、 今日は机にしばりついて、「ふらんす堂通信」を校了にせにゃならんのだった。 午前中は、新宿の高層ビルの11階の楊名時太極拳で、わたしは白鶴になるのである。 わたしの習っている楊名時太極拳24式は「白鶴の舞(はくつるのまい)」と言って、武術であっても白鶴が空に舞うごとく華麗(?)に演武をすることを求められる。 体重が軽くなくても、一応、白鶴だと自分を思うわけよ。 楊名時太極拳の素晴らしさのひとつは、そこに付けられた名称の素晴らしさだ。 たとえば準備体操のことを「八段錦(はちだんにしき)」という。 八つの準備体操があるのだ、それを第1段錦、第2段錦、……と言うのである。 「錦」とは金銀の文様をおりなしたもの。和歌などにも詠み込まれてきた言葉である。 典雅でさえある。それを準備体操の名称に持ってくるとは。。。。 太極拳も言ってみればスポーツである。しかし、このようにすべての名称がふるっている。 今日の稽古要諦は、「左攬雀尾」と「右攬雀尾」と言い、相手の攻撃を「孔雀の尾形を作って防ぐ」というのである。 今日は孔雀を意識しながらわたしたちは演武する。 なんとも優美な武術である。 中国の伝統的な太極拳であるが、名称そのものにも中国文化の豊かさがたっぷりとある。 演武をするわたしたちは、ある時は雲の上にのり、ある時は海底にしずんで孫悟空が落としていった如意棒をひろいあげ、またある時は、地上にて宇宙の気をかき回す、まさに気宇壮大ななかに身をおく心地よさ。 ゆったりゆったり身体をかためず体重移動をしながら螺旋のように動いていく。 日常のアクセクした時間からふっと身体が自由になる貴重ないっときである。 午後は机にはりついて仕事。 その間にアイスクリームを食べ、おせんべいを食べ、チョコレートを食べた。 呆れるでしょ。 ブログを読んでいるわたしの友人たちがいま、きっと目を丸くしていると思う。 これじゃ、太ること必定よ。 今朝体重計に乗ったら一キロ減っていたんで調子に乗っているyamaokaである。 あともうすこし仕事をしてから帰るつもり。 その前にもう一枚お煎餅を食べようかな、 ああ、頂き物の美味なるかまぼこがあった。 そうだ! あれにしようっと。。。 ええっ、? 食べてばかりいるではないかって。。。 そうかもしれなーい。。。 すこし前にいただいていた水中花を咲かせてみた。 泡はこのコップにもともとあるもの。 水中花、夏の季語である。 水中花大きく咲かせ夫もたず 鷲谷七菜子 水中花ひとりの部屋は暮れはやし 山田みづえ ある日妻ぽとんと沈め水中花 山口青邨
by fragie777
| 2018-04-22 18:52
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Comments(2)
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