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3月4日(土) 旧暦1月17日
廣瀬直人氏のお通夜に参列するために山梨市まで行き、今戻ったところである。 今日は、春の日差しにみちたうららかな一日となった。 山梨に向かう前に、すこし野遊びをして出かけた。 場所は矢川緑地。 何といっても梅が美しかった。 ![]() 白梅と ![]() 紅梅と。 これって紅梅よね。 それともちがうのかしら。 「きれいねえ、紅梅」と言いながら仰いだのだけれど。 明日は啓蟄である。 子どもたちも冬の衣を脱ぎ捨てて。 ![]() 春をたっぷりと味わってから、わたしは特急「かいじ」に乗って、山梨へと向かったのだった。 ![]() 飛ばすタクシーから、甲斐の山々をながめる。 廣瀬直人氏には、生前にふらんす堂文庫の飯田龍太精選句集の編集をしていただいた。 2009年の晩夏に廣瀬直人氏のご自宅にうかがい、町子夫人とともに蛇笏・龍太が住んでいた「山蘆」を境川に訪ねたのだった。 ご子息の飯田秀実氏が迎えられ、蛇笏、龍太の墓前に行き、それから「山蘆」へと。 廣瀬直人先生は、お忙しいなかであっても快く精選句集の編集に当ってくださったのだ。 わたし自身の好きな龍太の作品も収録していただいたり、龍太の精選句集はどうしても刊行したかったので無理をおしてお願いしたのだった。 廣瀬直人邸の庭に咲いていた酔芙蓉の大輪の花が美しかったことだけをよく覚えている。 酔芙蓉を見ると必ずと言ってよいほど、廣瀬先生のことを思いだす。 春めきて雲にひかりのよみがへる 廣瀬直人
by fragie777
| 2018-03-04 23:02
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