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1月28日(日) 初不動 旧暦12月12日
それにしても寒い。 いまは仕事場にいるのだが、ふらんす堂にあるたった一台のデロンギヒーター(お客さま用)を抱え込むようにしてキイボードを打っている。 今日の写真は、昨日撮したものであるが、これを見るともっと寒くなっちゃうわよ。 これも氷柱なんだと思う。 川に差し伸べられた枯枝の雫が凍ってしまったもの。 自然の造形によるものだが、 まるで硝子細工のようだ。 おお、 寒、、、 ブルブル。 午前中は太極拳に行ってきた。 今日の稽古の要諦のひとつは、 弧形螺旋(フウシンルオシュアン) カタカナでよみをふってしまったがこれは正しい発音ではない。わたしたちの稽古には中国語の優秀なYさんがいて正しい中国語を教えて下さるのだ。 この要諦の意味は、「動くときは弧を描き、らせん状に動く」ということ。 太極拳とは宇宙のエネルギーのなかに身をおいてゆったりゆっくりとした気息で身体を動かしていく運動なのだが、 今日の要諦によって、 太極拳とは、螺旋をとりこんだ円運動である。ということを改めて知ったのである。 そこには日常の時間とはまったく異なった時間と空間の手触りがある。 それが魅力なのかもしれない。 わたしも一応師範なのであるが、どうも稽古はさぼり気味で「なんちゃって師範」なのだが、太極拳そのものはなかなか気持のよい運動である。 云っておくけど、決してダイエットにはなりませんから。。。。 ただ、稽古が終わったときに着替えながら仲間たちとおしゃべりをしたのだが、中国本場の太極拳の先生たちにば驚くほどの若さを保っている方々がいて、老化防止にはいいんじゃないかって、いう話題になった。 「若さを保つことができる!」 わたしは一瞬、目がキラッとなったのであるが、 ただし、毎日演舞しなくてはいけない、ということ。 一週間に一度の太極拳だってサボりがちのわたしは全然ダメ。 ああ、だけど深見けん二先生がお元気なのは太極拳によるのかもしれない。 深見先生は正真正銘の師範でおられ、太極拳歴は50年を超えておられると思う。 奥坂まや著『鳥獣の一句』より、今日の日付のものを紹介したい。 死鼠を常(とこ)のまひるへ抛(ほう)りけり 安井浩司 すみずみまで照らされている永遠の真昼。暗闇が存在しない世界では、死後の寧らぎも在りえないだろう。小さい頃、鼠捕にかかった鼠を馬穴の水に漬けて殺すのは、しばしば私の役目だった。あの死鼠たちを、その後どうしたのか、記憶に無い。街中だったので、埋めなかったことは確かだ。今でも常の真昼に眼を開けたまま、横たわっているのだろうか。(『阿父学』)無季 わたしの実家にも鼠がいた。 夜中に天井をドッドッと集団で走る音を聞いた。 母がひとりで寝ている顔のそばに挑戦するかのように突進してきた鼠もいたと、母と鼠たちの格闘の日々のなかで聞いたこともある。 なかなか利口者だったらしい。 鼠との格闘に勝利したとき、母もまた掌中にある死鼠を常の真昼に抛ったのだろうか。。。。 ああ、今日のブログは書けた。 でもすぐにはアップしない。 これから仙川商店街を物色して、日用品を買い求めたり、友人のところに行ったり、美容室で髪も切る予定。 夜になってからアップするつもり。 髪も切ったし、夜にもなった。 アップしまーす。
by fragie777
| 2018-01-28 20:10
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Comments(2)
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