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11月15日(水) 七五三 旧暦9月27日
柿紅葉。 あんまり綺麗だったから、一枚をひろってこんな風に差してみた。 いくつかの染みさみどりに柿紅葉 深見けん二 眼鏡を落としたパン屋さんの「アンデルセン」に行って、今日もパンを買った。 レジでお金を払っていると、先日眼鏡をみつけてあずかってくれていた女性スタッフさんがニコニコしてわたしに話しかけてきた。 「お客さま、お客さまがものを失くされてもきっと出てくるっておっしゃってましたでしょう」 (あら、いやだ、わたしったら「ブログ」で書くだけであきたらず、ここでも自慢してたんだ。恥ずかしい……) 「わたし、実は友だちからプレゼントされたものを先日失くしてしまったんです。でも、お客さまが必ず出てくるっておっしゃっていたのを思い出して、わたしのもきっと出てくるって思っているんです!」と。 (ひゃあ、そう言われてもそこまでは、責任をもてないぞ)と心では思ったのだが、 「まあ、そうなの。。。出て来るといいですねえ。きっと出てきますよ」って私は励ましたのだった。 もっちろん、言うまでもなく、わたしの丹田より「出てこいビーム」をおくっておいてあげたけどさ。。。 今日の「ねんてんの今日の一句」は、『季語別松尾隆信句集』より。 大工来て十一月の空を打つ 松尾隆信 大工の打つ音が大空に響いている。空は真澄だ。『季語別松尾隆信句集』(ふらんす堂)から引いた。作者は1946年に姫路に生れた。今は「松の花」を主宰、上田五千石の師系を重んじながら旺盛な句作を続けている。この人には構成意識というか、575の世界を丁寧に作りあげる特色がある。今日の句の大工も575の世界に登場したとてもかっこうのよい大工である。 仕事上、一日のうちでも結構な数のメールを書くことになる。 あとで読み返すと必ずと言っていいほど、わたしはヘンなことを書いている。 それはもう数えきれないくらい。 先日、お祝いのお葉書をお送りした方から、メールにてご丁寧なお返事をいただいた。 ふたたびわたしはその方にメールを差し上げたのであるが、「件名」のところに 「どういたしまして」 と書いたつもりだった。 少し経ってから気づいた。 「どういたしました」 ってなっていた。 ゲゲッ。 すぐにメールをだして、粗忽者ですと詫びた。 すると、 「そういう方大好き」 とお返事をいただいた。 なんとぐっとくるお返事、わたしはうっとりしてしまいさらにその方を好きになった。 その方は、歌人の小島ゆかりさん。 つくづくと素敵な方である。 昨日俳人の大石悦子さんにお出したメールを必要があって今日読み直していたら、わけのわからんフレーズがある。 「刊行日はわたしの年内でなくても、大石さまのご都合のよろしいようでいいのですが。。。 」 この「わたしの年内」ってどういうことだ。。。 大石悦子さん、きっとなんだこれは、って思われたと思うけど、そのことにはいっさい触れずに爽やかなお返事をいただいた。 (触れようがないか) すみません、わけのわからんこと書きまして。わたしは心の内でお詫びをした。 今日のこと、校正のKさんに〆切が過ぎてます、とメールをした。 するとKさんより丁寧な返事がきて、〆切はちっとも過ぎていないことを教えてもらった。 わたしの依頼状が添付されていて、その〆切はもっと先であり、しかし必要なら届けるとも言って下さった。 わたしは自分の粗忽をお詫びしながら、その必要はなく「大丈夫」と送ったつもりだった。 しかし、メールの言葉は「台上」になっていた。 すぐにふたたび粗忽をわびながら「大丈夫」のことであるとメールした。 するとKさんから、 「だいじょうぶです、もちろん理解しております(笑)。」 とメール。 さすが、よく理解していただいている。 有難いこと。。 多分これは「氷山の一角」に過ぎないと思う。 昨日今日で気づいたのがこれだから、わけのわからんメールを送られている人が、たくさんいるはず。 あんまり考えたくないが。。。 ブログを読まれている方で思い当たるフシがあったら、お許しを。 超超超粗忽者です。 スタッフのPさんは、夕方からお祝いの会に出かけた。 俳人の宮本佳世乃さんが、第35回現代俳句新人賞を受賞されそのお祝いの会が「銀漢亭」で予定されている。 親しいお仲間が集まって宮本佳世乃さんを祝す会である。 宮本佳世乃さま おめでとうございます。 こゑ新しくあぢさゐに閉ざさるる 佳世乃 (受賞作30句「ぽつねんと」より)
by fragie777
| 2017-11-15 19:08
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