ふらんす堂編集日記 By YAMAOKA Kimiko

fragie.exblog.jp
ブログトップ | ログイン

ふらんす堂の編集日記と最新ニュースなど。 By YAMAOKA Kimiko
by fragie777
プロフィールを見る
画像一覧
新着記事を受け取る
Facebook Instagram
< July 2026 >
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
カテゴリ
全体
インタビュー
本紹介
賞
未分類
以前の記事
2026年 07月
2026年 06月
2026年 05月
more...
最新のコメント
村山半信さま 美輪さんは..
by fragie777 at 13:22
美輪明宏さんが亡くなりま..
by 村山半信 at 04:47
水木ユヤさま そうだっ..
by fragie777 at 19:55
sinamonさま あり..
by fragie777 at 19:08
鳰の子」(柴田多鶴子主宰..
by 吉田幸一 at 12:59
村山半信さま コメントを..
by fragie777 at 19:30
sinamonさま わた..
by fragie777 at 19:27
未央柳、いいですねえ。た..
by 村山半信 at 05:58
村山半信さま ご心配を..
by fragie777 at 09:28
ニュースで仙川の名前を見..
by 村山半信 at 04:51
検索
外部リンク
  • 自費出版のご案内 | 出...
画像一覧

もっと見る
エキサイト
XML | ATOM

Powered by Excite Blog

会社概要
プライバシーポリシー
利用規約
個人情報保護
情報取得について
免責事項
ヘルプ

竹の春

9月30日(土)   旧暦8月11日

今日は休日。
夕方にお客さまがひとり見える。

昼過ぎにわたしは、
ひさしぶりに近くの武者小路実篤公園に足を伸ばしてみることにした。



竹の春_f0071480_15140432.jpg

竹の春_f0071480_15161731.jpg

竹の春である。


 横目して明るき藪や竹の春     日野草城
 

水引草も綺麗である。

竹の春_f0071480_15141141.jpg

こちらは銀水引。

竹の春_f0071480_15141773.jpg

 帰心とは水引草にかがむこと    櫂 未知子






「竹の春」は秋の季語であるが、秋は「竹を伐る」季節でもある。
目下すすめている「福田甲子雄全句集」に収録するものに「自句自解100句」がある。
ちょうど、その校正ゲラを読んでいるのだが、そこに収録されている句と自解を紹介したい。

 竹を伐る音真青(まっさお)に雨のなか   福田甲子雄

竹を伐るのは十月が適期とされている。竹の春という季語もある通り、この季節は竹の生長期で最も質的な充実をみるので伐りごろとされているようだ。普通の樹木は、春になると生長し、秋になると衰えていくのが一般的。しかし、竹に限っては、秋に生長し春に衰えるのでまったく反対になる。それ故に、竹の秋は春の季語として、竹の春は秋の季語として歳時記に収録されている。夏炉冬扇的な匂いがあり俳句の季題としての位置づけを得たのかもしれない。春に筍が出てきて親竹の養分を吸収するので衰えるという考え方もある。私の地方では、竹は十月から十一月にかけて伐る。この時期に伐った竹は虫が入っていないといわれている。
実は前掲の句、佐渡ヶ島の旅をしたとき作ったものであるが、改めてどこで見た光景だとことわる必要もあるまい。真っ青にかがやく竹を伐る音が、雨を緑青色に染めていくようだ。(句集『青蝉』所収)


武者小路実篤公園の竹林も伐られた竹の跡が残っていた。
竹を伐る風景にわたしはまだ出くわしたことがない。
いつ伐るのだろうか。
こんど公園の管理者に聞いてみよう。


 


Tweet
by fragie777 | 2017-09-30 16:47 | Comments(0)


<< 秋色 失わない青春性 >>

ファン申請

※ メッセージを入力してください