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7月23日(日) 大暑 旧暦6月1日
今日はいよいよ第8回田中裕明賞の授賞式である。 小雨まじりの蒸し暑い一日となった。 しかし例年に比べると今回は大分過ごし安い。 会場は小石川後楽園。 わたしも向かったのであるが、どういうわけか反対方向に出てしまったらしく歩けど歩けど、会場は遠ざかり行き着かない。 途中でスタッフのPさんに連絡をして、遅れてしまうことを告げ拾ったタクシーに乗り込んだ。 わたしが着いたときは皆さんもう吟行をはじめていたのだった。 小石川後楽園の今年は、なんと言っても蓮の花が美しかった。 最初に出会ったのは、 小津夜景さん。 吟行句会ははじめて、句会の経験もないということである。 四ッ谷龍さんと。 抜井諒一さん。 吟行はよくされる方である。 津川絵理子さん。 中村安伸さん。 あの姿はきっと。。。。 やっぱり岸本尚毅さんだった。 ![]() わたしが遅刻してしまったが故に庭園内でお目にかかれなかった方も。。 いよいよ句会がはじまる。 今回は受賞者の小津夜景さんをはじめ、応募者の方のなかでも句会の経験が少ないという人が多かった。 選句が終わり選評がはじまる。 句集『フラワーズ・カンフー』で受賞された小津夜景さん。 句集『虎の夜食』で応募された中村安伸さん。 句集『真青』で応募された抜井諒一さん。 応募者の方々もいい作品を出して健闘し、充実したものとなった。 実は、「田中裕明賞受賞式」の一連の項目のなかで、この吟行句会が一番好きである。(比較するのも変かな……) わたしは司会と披講をしているのだが、参加者はきっと緊張する場でもあると思うが、 傍らで見る人間にとって、その緊迫した空気をヒシヒシと感じるのだ。 いったい他の文芸で、選者と応募者がこんな風に水平の場所で作品を選びあったりそれについて批評したりするものがあるだろうか。 わたしは、吟行句会を設けたことを少なからず自負している。 選者も応募者も句座に連なり、対等に句を選びあって批評する。 俳人には句会があるということの素晴らしさをこの吟行会を傍でみていて思うのである。 吟行会参加者全員で、記念撮影。 もうすぐ12時になる。 疲れてしまって眠い。 今日の報告は、吟行会までで許されよ。 ああ、もう眠くて眠くてどうにもならない。 ブログを書いていて2,3回意識が遠ざかり、夢うつつであった。 まだ仕事場である。 さあ、なんとか帰ろう。。。。
by fragie777
| 2017-07-23 23:42
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