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7月22日(土) 旧暦閏5月29日
猛暑の一日となった。 暑さでよれよれとなったyamaokaであるが、ブログを書こう。 今日は飯能市名栗の里山で水遊びの風景を楽しんだ。 蝉時雨を聞きながら。 靴をぬいでさっそくずんずんと水の中に入って行った。 「どうして入らないの?」って私たちを誘うが、シティオガールを気取っているyamaokaは逡巡するばかり。 郷子さん、ジーンズの裾が濡れるのもお構いなしに嬉しそうである。 遊びに来ていたブルドックもいやおうなしに水の中へ。 まったくヤレヤレだよ。 (ほっといてくれえ)って言いたそうなブルドック。 冷たさを喜んでいるのか、そうでないのかちょっと分からない。 (ああ、もうたまらん。。。)必死で逃げるブル。 やがて、 幸せな家族(?)団欒。 遅く仕事場に戻ると、公明新聞が届いていた。 7月21日の記事より、抜粋して紹介。 「夏帽子の頃」という題で、西村和子著『清崎敏郎の百句」についての西村和子さんによる一文である。 このほど『清崎敏郎の百句』を上梓した。三十三年間師事した清崎敏郎の、全生涯の六句集から代表百句を選ぶび、鑑賞文と小論を伏したハンディーな一冊である。その中に、最も思い出深い句、 母と子の母の大きな夏帽子 敏郎 がある。神奈川県辻堂の海岸で、毎月吟行会を指導願っていた頃の作である。 その年、七歳と四歳の腕白を育てていた私は、夏休みに二人を連れて吟行に参加したのだった。走り回る子供達を追いかける私も夏帽子をかぶり、投句だけして早々に引き揚げるというような参加の仕方を、許していただいた。 先生と出会ったのは大学一年の時。俳句を見ていただきたいと申し出た私に、「百句作って持っといで」と言われた。半紙に10句ずつ清書して持参すると、そのうち十句くらいに印をつけて下さり、「又、百句作って持っといで」ということのくり返し。それで多作多捨(たさくたしゃ)が身についた。 しかし、子育ての日々が始まると、多作はおろか句作を続けることも難しくなった。そんな時、先生は「ほそぼそとでもいいから続けなさい」と言われた。子供は母親が出かけようとする時に限って熱を出したり、おなかをこわしたりする。子育て中は俳句を休もうかと悩んでいた時、大きな励ましを得たのが、この句だ。将来句集を作ることがあったら題名は「夏帽子」にしよう。その時から新たな目標ができた。 明日はいよいよ「第八回田中裕明賞」の授賞式がある。 記念吟行会も予定通り行われるので、あまり暑くならないことを祈るのみ。 明日は「大暑」である。
by fragie777
| 2017-07-22 23:27
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