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4月23日(日) 旧暦3月27日
わが家の狭庭にあるえごの木に山鳩が巣作りをはじめたらしい。 昨日の朝、猫の日向子が落ち着かないので庭をみたところ二羽の山鳩の番いが偵察に来ている様子だった。 (巣作りの場所を捜しているのかな……) もう大分前に、やはり家の金木犀に巣をつくった鵯がいた。 そちらは子育てをして巣立っていった。 しかし、庭に巣を作られると鳥は攻撃的になるのでけっこうコワイのである。 うかうかと庭に出られやしない。(とにかく狭い庭なのだ、広ければ問題ないんだけど) 今日のこと、すでに山鳩がえごの木にいるではないか。 今は二羽仲良くいるが、だいたい、一羽が巣にのっており、もう一羽がせっせと小枝を運んでくる。 もう卵を産んでしまったのかしら。。。 卵を産んでしまったら仕方がないが、産んでなかったら、わたしはここでの子育てをちょっと願い下げたいのである。 というのは、この猫たち。 気配をさっしたせいか落ち着かない。 白猫の日向子はかつて雀の子を家に連れ込んでなぶり殺したことがある。 今回もなかなか積極的な態度を見せている。 このベランダで、山鳩の親とわが愛猫が死闘を繰り広げたらどうしよう。 わたしはさまざまに残酷な場面をおもってしまう。 と、 山鳩が巣を離れた。 「巣に卵ある?」 巣づくりを観察していた人間にたずねた。 「ううん、ないよ」 「ああ、良かった!」 ということで、すこし長い棒をもちだしてきて、巣を取り払ってもらうことを頼んだのだった。 ベランダからすぐそばにあるその巣はたやすく取り壊すことができた。 というか、まだまだ巣以前の段階だったのだ。 山鳩がやってきたがすぐに飛び去っていった。 「ごめんなさ~い! どこか他の場所見つけてえ!」とわたしは叫んだ。 (本当に申し訳ない)でも。。。。 右の方の枝の分かれ目に巣作りをはじめたのである。 狭い庭(あるいて五歩の雑木林とわたしが常に呼ぶところの)に所狭しと木が植えてある。うっそうとしてカラスなどの攻撃から子を守れる場所に思える。山鳩からみると格好の場所だったのだろう。 しかし、わが家には、カラス以上に攻撃的な生き物がいるのであった。 鳥の巣をいたはりて木を伐らせけり 森 鴎外 鴎外先生、素晴らしいです!! yamaokaは、いつかきっと山鳩の仕返しにあうかもしれないな。。。。
by fragie777
| 2017-04-23 20:01
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