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2月2日(木) 旧暦1月6日
朝仕事場につくと、わたしの昨日のブログのセーターが話題になっていた。 「どうしたんですか、この付箋?」 「いやあ、わたしにもわかんないんだけど、いっぱい付いてたのよ」 「それも見事に色分けされてますねえ」 「ほんと。。 しかもセーターが裏返しのような模様だけどさ、あれああいうんだから」 「知ってますよ! 裏返しに着てきて付箋をつけて帰るなんてことになったら笑いもんもいいとこですよ」 「そうよね、だけど不思議……」 「ああ、わかった! yamaokaさん、寝てたんですよ、机に突っ伏して!」と笑うスタッフたち。 そ、そんな失礼な…… ブログを書いてる時は寝ませんから! と言おうとしたが、どうも日ごろの行いから説得力にかけるような気がしてその言葉をぐっと呑み込んだのだった。 ふらんす堂の午前中は郵便屋さんやら宅急便屋さんやらがやってきて朝からピンポーンと忙しい。そんなときはたいてい一番若いスタッフの文己さんが出る。 優しい笑顔の文己さんは、佐川急便のお兄さんというかやや年配のお兄さんのお気にいりらしく、彼はかならず文己さんに声をかける。 「いつからお休み?」「これ重いよ、大丈夫?」「ハンコ押しとくから」などなどタメ語で、まるで旧知の友人のようにフレンドリーなのである。 間違って私たちが対応に出ようものなら、それは彼にとっては神の摂理に反することなのである。 Pさん曰く「わたしと目を合わさないように、無視よ、で、文己さんを捜すんだから……」 しばらくして、Pサン 「でも、猫はなつかない!」と叫んだ。 「それってどういう意味?」 「ヤマトのお兄さん達のこと」 ああ、なるほど!! クロネコヤマトのお兄さん達は、どなたもわたしたちに心を許してくれている風ではないのである。 白魚の目のやり場なく集まれる 中原道夫 句集『一夜劇』(2016.10 ふらんす堂)より 小さな白魚がびっしりと集まっているということは、あの黒い点々の目玉もびっしりと集まっているということだ。哀れでもあり、じっと見ていると、そら怖ろしくなってくる大量の白魚。なるほど〈目のやり場なく〉である。 つづきを読む→週刊俳句「ウラハイ 月曜日の一句」 中原さんの「白魚」の句といえば、「白魚のさかなたること略しけり」という有名な一句がある。そのことにも触れながらの鑑賞である。 新刊紹介をしなくていけないのだけど、今日はちょっと出かけることがあるのでそれは明日に。 バルセロナをもう少し紹介したい。 バルセロナではガウディのサグラダ・ファミリア以外にもうひとつ行きたいところがあった。 「ピカソ美術館」である。 街中にあるのだが、ここはピカソ美術館として充実している。 ピカソが1895年から97年にかけて、多感な10代を過ごしたのがバルセロナで、少年ピカソの習作時代のものから、様々なピカソの作品がある。ピカソがいかに天才的であったががわかる作品群である。ベラスケスの作品の模写があったり、主に10代から青の時代にかけてのものが多く、ピカソのルーツに触れることができる美術館である。残念なことに撮影禁止であったので、建物のみ紹介したい。 ピカソ美術館の周辺にある街の顔をすこし紹介したい。 ここに入って、やや遅い昼食にサーモンが挟まったパンを食べ、ビールを飲んだ。
by fragie777
| 2017-02-02 19:48
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Comments(2)
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