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1月18日(水) 初観音 旧暦12月21日
今日は鷹羽狩行先生がふらんす堂にご来社くださった。 ふらんす堂には2度目のご来社となるが、今日はいますすめている「鷹羽狩行俳句集成」の季語索引についての最終的な確認をしていただくためにお見えになられたのであった。 たぶん一日仕事となると思い、午前中にいらしていただいた。 なんと一万句を超える数である。 疑問点をひとつひとつ解決していかなくてはならない。 11時から3時半くらいまでみっちりとその場をはなれずにお仕事をしていただいたのだった。 昨日は大寝坊をしたyamaokaだったが、今日は早起きをした。 鷹羽先生がお出でになるのだから。。。。。 殊勝でしょ。 朝から緊張してお迎えをした。 しかし、早起きなどという慣れないことをしたせいか、午後の2時くらいに先生と仕事をしながら、眠くなってしまった。 自分が何かをしゃべっているのだけれどなにをしゃべっているのかふっと記憶がとぶ。 あわてて体勢を立て直す。 おっ、yamaoka半分眠りながら仕事をしているな、きっとと思われたのかもしれないけど、先生は何もおっしゃらなかった。 わたしは、ときどき自分の机にもどって珈琲をがぶ飲みし、自分の頬を叩き眠気をさまし、また戻っては仕事をしたのだった。 そのことをあとでスタッフに言ったら、 「何ということ! 先生きっと気づかれていましたよ」 「意識はね、緊張してるんだけど、身体がぶったれそうくらいに眠いのね。もうどうにもなんないのよ」 スタッフ達は呆れたように絶句。。。。 鷹羽先生もお疲れになったご様子である。 「今週は特に忙しくてね、疲れてしまったよ。」 そうおっしゃりながらもきっちりと打ち合わせを終えてお帰りになられた鷹羽狩行先生であった。 そして、「大変だと思いますが、よろしくお願いします」と私たちに言葉を残して。。。。 わたしは鷹羽先生を存じ上げてからもう40年以上になることを感慨深く思い出していたのだった。 そうそう、せっかく鷹羽先生が仙川に降臨(!)くださったのに、わたしときたらお写真をとるのを忘れてしまった。 帰りに仙川駅までお送りしてお見送りをしたあと、あら、写真、と思ったのだけどあとのまつり。 気づいたときには先生はもう立ち去ったあとだった。 鷹羽先生、今日はお疲れさまでございました。 いま目の前には「ふらんす堂通信151号」のゲラがドサッと置かれている。 わたしにも休む暇を与えてよ。と叫びたいところだが、スタッフ全員が頑張っている。 今回ページ数が特に多い。 いままでにない多さである。 ええっ! 明日までに読めって。 む、無理よお。。。。。。 泣き言は来週言えって、そ、そうよねっ、 yamaoka 頑張る。。。。。。 スペインの写真を楽しんで、メールやお手紙をくださる方々がおられるので、調子にのるyamaokは今日も紹介をしちゃおう。 (実はこのスペインブログは自分のために書いているようなところがある。行ったところの確認と記憶の整理になるので、自分が何を見落とし、次回行くときは何をみるべきか。。。また行くつもり?!) だから、興味ない方はどうぞご放念くださいませ。 今日はコルドバの町のユダヤ人街を歩いてみたい。 1492年のレコンキスタによって、ユダヤ教徒も追放されたしまったのであるが。 かつてはイスラム教徒、キリスト教徒、ユダヤ教徒がたがいの領分をまもりながら仲良く併存していたスペインであったのに。 コルドバは、アンダルシーア平原の只中に位置しているために、その暑気と、吹きすさぶ熱風の運んでくる塵埃には耐えがたいものがある。 と堀田善衛が書いているように、各家には過ごしやすいようにパティオやテラスが設けられている。 何をつくっているのだろう。 聞きそびれた。 こんな風にいつもその季節にあった花が飾られているという。 実はわたしの履いている靴も日本で買ったスペイン製の靴であった。 たまたまだけど。。。 イタリアの靴は良いというけれど、スペインの靴はどうなんだろう。 スペインの革製品はいいと聞くが、デザインはやはりイタリア製がまさるか。。 わたしのスペイン靴についていえば、もう何年も履き古し山歩きもした靴であるが、きわめて丈夫で歩きやすい。 先が尖っているのも気に入っている。値段も高くなかった。 こういう店をひやかしに覗くのは大好き。 このユダヤ人街をぬけて、イスラム教文化とキリスト教文化が併存するメスキータ(モスク+キリスト教会)へと向かったのだった。
by fragie777
| 2017-01-18 20:28
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