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11月12日(土) 地始凍(ちはじめてこおる) 旧暦10月13日 今日は良い天気である。 午後より仕事場へ向ったのであるが、久しぶりに歩いてみた。 歩こうと思ったのは、今朝のテレビ番組で健康のための歩き方チェックというのをやっていて、講師として登場した女性がよく存じ上げているお方だった。 「あらら、黒田さ~ん。久しぶり!」 わたしは思わず納豆をかき混ぜる手をとめた。(朝は必ず納豆をかき混ぜているyamaoka)である。 黒田恵美子さん、健康運動指導士として著書もあり、 かつて太極拳をともに学んだ仲間である。健康に関することはなんでもご存じで、いろいろとアドバイスを貰ったりした。本業が忙しくなって太極拳はご自身の教室で指導されるのみとなったらしい。会えないのが寂しいなあと思っていたので今日は嬉しかった。 わたしが画面のこちら側で手を振っていたの、黒田さん、きっと気づいていないだろうなあ。 その番組を見ていて、(そうか、やはり正しく歩くことが大切なのか……)ということで今日は家から仕事場まで歩くことにしたのである。 しかし、ポケモンを獲りながら歩いた。しかし、これでは全然ダメである。 落ちていた石榴。 こんな風に柿をほしている家もある。 あたたかで心がのびのびとしてくる。 野良猫にも会った。 1,5キロ増えた体重もすこしは減らさなくてはならない。 風邪はまだしぶとく残っているが、なんとか直りつつあるyamaokaである。 ご心配をおかけしました。 今日は新刊の後藤比奈夫著『俳句初学作法』についてすこし紹介したい。 初学者にとってまさに実践の手引き書である。 どんだけ実践的かというと全部で87項目あるうちの5番目の「何から始めるか」を少し紹介したい。 ここで少し話を初学的に戻すことにして、まず俳句を出来るだけ早く理解し上達するために、何から始めればよいかについて、やや具体的に申し述べて見る。毎月一回か二回の句会に兼題や席題をもらって、一と月中それを相手に自然ととり組むということも、また大切なことではあるけれど、一年に四季は一度ずつしか廻って来ないのであるから、このような暢気な勉強ではとても人並の上達はおぼつかない。それで以下速成法をお話する。 と前置きして全部で6つの項目をあげておられる。ここでは、その項目のみを紹介したい。 ⑴ 一日中五七五調で物を言いかつ書くこと ⑵ 一日に五句以上を作り毎日続けること ⑶ 歳時記を読物として読むこと ⑷ 新刊の俳句雑誌を読むこと ⑸ 一週二回程度俳句会に出席すること ⑹ 少なくとも二、三人の俳友を持つこと どうです? すごいがむしゃら度だと思いません? 俳句にはじまり俳句に終る生活をせよ、ということで、なかなか過激である。比奈夫先生はきっとこうやって来られたんだろうなあ。しかし、見渡せばこれに近い感じで切磋琢磨している人が少なからずいる。そう、わたしの心に浮かんだ方々。あなたもそうかも。。 それはともかくも、本書はかくのごとく実践的初学講座である。 初心に戻って読むのにふさわしいものだと思う。 しかし、この書の優れているところは、実践的に学ぶのであるが、読み終えたときに実践をこえた大切なものが心に残ることだ。 そのことを比奈夫先生に申し上げると、 「ふふふふ、そうなんです。それを分かって貰えると嬉しいですね」 100歳の比奈夫先生は、優しく笑っておっしゃったのだった。 6時だ。 これからまた歩いて帰るぞ。 じゃ。
by fragie777
| 2016-11-12 18:01
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