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9月10日(土) 二百二十日 旧暦8月10日
午前中はご近所の植物園を散歩した。 残暑厳しい日々といえども、もうすっかり秋である。 千屈菜(みそはぎ)あるいは溝萩(みぞはぎ)が咲いていた。 千屈菜の群れ咲く波の声もなし 石原八束 大きな獲物をつかんで離さない女郎蜘蛛。 バッタのように見えるけど、もはや全形をとどめず。 秋になると万物が落ち着きを取り戻し、草木も鳥や虫たちもどことなく人間に親しく感じられる。 大気がいよいよ澄みわたる美しい季節がはじまっていることを実感した。 昨日の毎日新聞の坪内稔典さんによる「季語刻々」は、本井英句集『開落去来』より。 秋空や展覧会のやうに雲 本井 英 雲がきれいな秋空を詠んでいる。句集「開落去来」(ふらんす堂)から引いた。わたしと同世代の英さんは、高浜虚子を敬慕し、毎年、主宰誌の別冊として鋸歯研究号を出している。最新号のⅥ号には、「『花鳥諷詠』提唱の背景」(小林祐代)などの論考が並んでいる。「残暑には違ひなけれどただならず」「女装したがる年頃の運動会」も英さん。 今日は午後よりはずっと仕事。 いろいろと仕事に追われている。 思うようにはかどらない。 「仙川にあたらしくケーキ屋さんが出来たわよ」と友人の三詠子さんから声をかけられた。 仕事場にくる途中にのこと。 さっそくそこのケーキ屋さんに行って、サバランを買ってみた。 さっき食べたけど、美味しかった。 なによりもラム酒がたっぷりと入っていて、すばらしい。 今度ふらんす堂のおやつにここのケーキを買ってみようと決めた。 スタッフのみんな、楽しみしていてね。 (こう書くとわたしたちは甘党のように思われますが、そうでもありません。) わが愛猫ヤマト(♀)の手足。
もう16歳になる。 最近はわたしの掌からでないとカリカリを食べなくなった。
by fragie777
| 2016-09-10 19:15
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