カテゴリ
以前の記事
最新のコメント
検索
画像一覧
|
9月3日(土) 旧暦8月3日
この写真6枚は全部、向ヶ丘遊園という町の一角である。 修理に出していたカメラが戻り、嬉しくなって所用で行った向ヶ丘遊園で連写したもの。 向ヶ丘遊園は実は東京都ではなく、神奈川県川崎市多摩区にある。 名前が示すようにここは遊園地として栄えたが、(わたしもむかし子どもたちを連れて家族で遊びに一度だけである行ったことがある。)2002年に閉園、その後は住宅地になりつつあるという。 ここは北口であるが、南口を出ると有名な生田緑地がある。 生田緑地は俳人の人たちがよく行く吟行地である。 余談だが、この川崎市のこのあたりは、俳人の方が多く住んでいる。 わたしがいま思うだけでも、ええっと、あの方とあの方とあの方とってすぐに6,7人の方を思い浮かべることができる。 わたしはあくまで個人的な所用でここを歩いているので、ということはふらんす堂の鎧を着ていないので、できるだけその方々に会うことがないよう、気をつけて歩くのである。 と言ってももう10数年以上、一月に一度は歩いているが、まだ遭遇したことがない。ニアミスもね。 いったいyamaokaは何しにそのようなところに行くのかって。 ふふふふ…… ナイショ。 午後にはふらんす堂に戻って仕事をしたのであるが、仕事をしているつもりだったのだが、3分の1の時間を仕事、3分の1を読書、3分の1を寝こけていた。 実は、成城の本屋さんで、面白い本を見つけたのだった。 池上英洋・川口清香著『美少年美術史―禁じられた欲望の歴史』(ちくま学芸文庫) 主にヨーロッパの絵画や彫刻を中心に、古代ギリシャから始まって今日までそれぞれの時代が美少年に何を求めていたか、描かれた美少年がいかように時代を映し出しているか、を考察したものである。まだ読み始めたばかりなのだが、いま栞が挟んである頁をたまたま見ると、「太腿の契り」ってある。ひえー、「あらまっ、太腿の契りって」って思わず声に出して笑ってしまった。なんだかどんどん読みたくなっちゃうじゃない。なかなかイカス学芸文庫である。哲人ソクラテスの話が面白かった。 外した帯にはこんなことが書かれている。 「美少年の愛で方を知ってますか?」 そして小さい文字で 「答えは本書の中に」 ですって。 いかが、あなたも。。 ああ、こんな事書くとまたまた顰蹙買っちゃうかなあ…… でも、平気のyamaokaである。
by fragie777
| 2016-09-03 18:25
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||