ふらんす堂編集日記 By YAMAOKA Kimiko

fragie.exblog.jp
ブログトップ | ログイン

ふらんす堂の編集日記と最新ニュースなど。 By YAMAOKA Kimiko
by fragie777
プロフィールを見る
画像一覧
新着記事を受け取る
Facebook Instagram
< July 2026 >
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
カテゴリ
全体
インタビュー
本紹介
賞
未分類
以前の記事
2026年 07月
2026年 06月
2026年 05月
more...
最新のコメント
村山半信さま 美輪さんは..
by fragie777 at 13:22
美輪明宏さんが亡くなりま..
by 村山半信 at 04:47
水木ユヤさま そうだっ..
by fragie777 at 19:55
sinamonさま あり..
by fragie777 at 19:08
鳰の子」(柴田多鶴子主宰..
by 吉田幸一 at 12:59
村山半信さま コメントを..
by fragie777 at 19:30
sinamonさま わた..
by fragie777 at 19:27
未央柳、いいですねえ。た..
by 村山半信 at 05:58
村山半信さま ご心配を..
by fragie777 at 09:28
ニュースで仙川の名前を見..
by 村山半信 at 04:51
検索
外部リンク
  • 自費出版のご案内 | 出...
画像一覧

もっと見る
エキサイト
XML | ATOM

Powered by Excite Blog

会社概要
プライバシーポリシー
利用規約
個人情報保護
情報取得について
免責事項
ヘルプ

吟行、そして授賞式

7月25日(月)大坂天神祭  旧暦6月22日


吟行、そして授賞式_f0071480_18465315.jpg
昨日の神楽坂。

吟行、そして授賞式_f0071480_18465508.jpg
祭の準備で忙しそうだった。


「田中裕明賞授賞式」について紹介する前に、今日の新聞記事を紹介したい。



今日の毎日新聞の俳句月評では、櫂未知子さんが「大人の”絶妙”句集」と題して二冊の句集を取り上げている。矢島渚男句集『冬青集』と広渡敬雄句集『間取図』である。

俳壇最高の賞といわれる蛇笏賞の授賞式に出席した。第五十回の記念すべき今年の受賞者は矢島渚男、受賞句集は『冬青集』(ふらんす堂)である。
 太陽はまだまだ子供屠蘇を酌む
 ひとりづづ持つてみんなが猫じやらし
 雪来るをどの木も気づきゐるらしき
 手袋となりし獣の一部かな
同句集には面白い句がたくさんあり、ここに挙げたのはごく一部である。写生に徹するのではなく、かといって空想の世界にひたすら遊ぶでもなく、いわば「自在な句集」と評すべきか。では、著者のこの闊達さはどこから来るのだろうか。協会に属さす、「とぼとぼ細々と句作を続けて六十年を経ました」(「受賞のことば」より)という、他者に惑わされることなく歩んできた道のりのゆえかもしれない。主宰誌の「梟(ふくろう)」の歩み同様、マイペースのよろしさを実感できたこの度の受賞であった。
蛇笏賞が俳壇のトップの賞に近いとすれば、角川賞は新人の登竜門だといえるだろう。ただ、「新人」とはいえ、季語に精通し、十七音という器を熟知していなければこの賞は受賞できない。それゆえ短歌賞に比べ、年齢が高くなるのはやむを得ないだろう。その角川俳句賞を六十歳を過ぎる頃に受賞した広渡敬雄の第三句集『間取図』(角川文化振興財団)が刊行された。
 獣らは齢を知らず寒施行
 幹軽くたたきて巣箱掛けにけり
 鳥籠の鳥しづかなる夏書(げがき)かな
抒情と「もの」との出合いが絶妙である。ものを描写するだけではなく、かといって思いを述べるのみではなく、読んでいてまことに楽しい句集だった。著者の広渡敬雄について、筆者は「達人」と評したことがある。つまり実人生、そして俳人としての生き方それぞれを、悠々とこなしていると。矢島渚男の美しきマイペースぶりと同様、自分のしたいこと、すべきことを熟知している。

広渡敬雄さんは、ふらんす堂ともご縁が深く、第1句集『遠賀川』第2句集『ライカ』はふらんす堂より刊行されている。




昨日の讀賣新聞の長谷川櫂さんによる「四季」では、宇野恭子句集『樹の花』からだ。

 蛍火や葉脈ふつと透かしたる   宇野恭子

蛍の放つ光には表情がある。電気やガスの灯とちがって命ある生き物の光であり、息や脈によるものだからだろう。草の葉の裏に隠れている蛍。灯るたびに草の葉がほのかに明るむ。密かな思いを伝えるかのように。句集『樹の花』から。


今日の讀賣新聞では、高野公彦歌集『無縫の海』が紹介されている。

2015年の短歌日記。毎日一首ずつ計365首を収録。人間、社会、歴史を見る目がさえる。

 滝ありて水の裸形の閃々と落ちつぐ棒の涼しかりけり   高野公彦




今日の朝日新聞の「風信」は、岡野泰輔句集『なめらかな世界の肉』より。

第1句集。世界を、内部から言葉だけで触ってみるように句をよむ。

 崖が見え空が見え花烏賊のゆく   岡野泰輔



      *          *         *



それでは、昨日の「第7回田中裕明賞」の吟行会と授賞式の様子を写真で紹介したい。
お祝いの会は明日します。

その前に大切なことを報告します。

選考委員のお一人である石田郷子さんが、今回をもって選考委員を降りることになりました。大変残念でありますが、ご本人の強いご要望であるのでその意向をお受けし致しました。
石田郷子さんに代って、第8回から津川絵理子さんが選考委員として選考をされます。
今回の授賞式では、辞められる石田郷子さんのご挨拶があり、またお引き受けくださった津川絵理子さんのご挨拶をyamaokaが代読いたしました。


冊子「第7回田中裕明賞」にすべて載ります。



さて、吟行会の集合は飯田橋の駅に12時45分。
わたしが着いたときは多くの方がすでに集まっていて、岸本尚毅さんはもう行ってしまった。

吟行、そして授賞式_f0071480_18445637.jpg
おそらく初対面の人たち。
左より森賀まりさん、中町とおとさん、山口蜜柑さん、藤井あかりさん。
中町さん、山口さん、藤井さん、それぞれ応募者の方々。

吟行、そして授賞式_f0071480_18450919.jpg
石田郷子さん。

吟行、そして授賞式_f0071480_18451265.jpg
森賀まりさんと中町とおとさん。



吟行、そして授賞式_f0071480_18451507.jpg
小川軽舟さん(左)と鴇田智哉さん。鴇田さんは、第6回田中裕明賞の受賞者だ。

吟行、そして授賞式_f0071480_18453388.jpg
左より四ッ谷龍さん、矢野玲奈さん、鎌田俊さん。
矢野さんと鎌田さんは応募者の方々。

吟行、そして授賞式_f0071480_18454274.jpg
最後に現れたのが、受賞者の北大路翼さん。
和服姿である。

吟行、そして授賞式_f0071480_18453764.jpg
中町とおとさんも、涼やかな和服姿。


吟行、そして授賞式_f0071480_18452948.jpg
山口蜜柑さん(右手前)


吟行、そして授賞式_f0071480_20211942.jpg
これは鴇田さんの一瞬をとらえたもの。
結構yamaokaは気に入っている。



今回はみなそれぞれ好きなところに散って、吟行をされたので、yamaokaは一緒に行くことが叶わず、皆さんの句づくりの様子は写真になし、である。


吟行、そして授賞式_f0071480_18453965.jpg
岸本さんを見つけた。
すでに余裕の表情。


2時半より句会がはじまる。

吟行、そして授賞式_f0071480_18462236.jpg

吟行、そして授賞式_f0071480_18454534.jpg
句会風景。

吟行、そして授賞式_f0071480_18454941.jpg

吟行、そして授賞式_f0071480_18455777.jpg

吟行、そして授賞式_f0071480_18460034.jpg

吟行、そして授賞式_f0071480_18460572.jpg
吟行、そして授賞式_f0071480_18461147.jpg


吟行、そして授賞式_f0071480_18460894.jpg

吟行、そして授賞式_f0071480_18460202.jpg

吟行、そして授賞式_f0071480_18461458.jpg

吟行、そして授賞式_f0071480_18461794.jpg
句会結果は冊子を読んでいただきたい。


吟行、そして授賞式_f0071480_18465186.jpg
句会が終わってホッとしたところで記念撮影。


そして、授賞式。

吟行、そして授賞式_f0071480_18470987.jpg

吟行、そして授賞式_f0071480_18471369.jpg

吟行、そして授賞式_f0071480_18462901.jpg
会場風景。

吟行、そして授賞式_f0071480_18463254.jpg


吟行、そして授賞式_f0071480_18463963.jpg
受賞者の北大路翼さん。


吟行、そして授賞式_f0071480_18463425.jpg
ご挨拶をされる来賓の田中裕明夫人で俳人の森賀まりさん。

吟行、そして授賞式_f0071480_18463676.jpg

吟行、そして授賞式_f0071480_18464114.jpg
選考経過報告は、選考委員を代表して四ッ谷龍さん。


吟行、そして授賞式_f0071480_18464390.jpg
受賞の喜びのご挨拶をされる北大路翼さん。



明日は「お祝いの会」の様子を紹介します。
北大路さんが率いる俳句集団「屍の会」の方々と俳誌「街」のお仲間が出席され、いままでとはすこし違う(?)雰囲気のお祝いの会になったのであります。







Tweet
by fragie777 | 2016-07-25 20:13 | Comments(0)


<< お祝いの会 無事に終わりました。 >>

ファン申請

※ メッセージを入力してください