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5月1日(日) 旧暦3月24日
ブログを二日書かなかったので、お久しゅうございます。 無事に旅より戻りました。 韓国を旅してまいりました。 昨年より一年ぶりとなります。 今回は、安東河回村(アンドンハフェマウル)いう慶尚北道(キョンサンプット)安東市の一角にある儒教の村を訪ねました。 ここは、農村における両班の伝統的な生活様式を保存している「民俗村」で、ガイドパンフレットによると、豊山柳氏が600年間、代々暮してきた韓国の代表的な同姓村で、瓦屋根と藁葺屋根が長い歴史の中でも良好な状態で保存されてきました。とあり、朝鮮時代の儒学者柳雲龍と柳成龍兄弟を輩出したこともで有名であるということ。 この村に住む人たちのかなりは柳氏を名乗っているということ。 また、伝統的「河回別神グッ仮面劇」も有名。 儒学者の柳成龍の家などもそのまま保存してあり、というかそこでその子孫たちはいまなお暮しているという村落である。 韓国俳優のリュ・シオン(柳時元)の家もここにあることは知る人ぞ知る。 (もちろんわたしも知っているけど) バスから降り立てば、聞こえてくるのは鳥の声のみ、というまさに桃源郷ならぬ異郷に足を踏み入れたかのごとき感です。 韓国時代劇をけっこう見るyamaokaであるので、両班(リャンパン)なる階級はちょっとばかしは知っているのでその家屋などがこうして残っているのは、たいへん興味深い。 まずは、儒学者たちの学びの場へ。 ![]() 屏山書院の前身は豊岳書院といい、高麗からの儒林の教育機関だったものを、1572年に儒学者である柳成龍がこの地域に遷したもの。 目の前にはおだやかな洛東江が流れている。 ![]() ![]() ![]() 右手の家の下の四角の部分は焚き口。 ![]() 冬暖かく、夏涼しいというのが、この村の家屋のつくりであるということ。 ![]() ![]() ![]() ![]() 鳥たちの声がこれほど激しいとは。。。。 ![]() 草の王だ。 ここで草の王に会えるとは。。 さっそくこの写真を撮って、俳人の石田郷子さんにメールで送る。 「韓国の田舎で草の王をみつけました!」って。 すると、石田郷子さんから、 「ほんとだ!」って返信。 草の王は、その茎をおると黄色の汁が出てくるが、これが毒をもっているという。 その毒は薬草にもなるということ。 あるいは、かつて儒学者たちはこの草の王を煎じて薬草にしたのかしら、などと思いながら、洛東江の前でしばらくまったりとした時間を過ごしたのだった。
by fragie777
| 2016-05-01 23:27
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