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3月27日(日)復活祭 旧暦2月19日
名栗の山里を友人たちと春を満喫しながら歩く。 名栗猟友会のおじさまたちに出会った。 なんともすばらしい鹿の角を持っている。 (一瞬おじさまの顔が鹿に見えた……) するとお隣にいた別のおじさまが、 「これ、俺がしとめた熊さ」って、大きな熊が横たわっている写真を見せてくれた。 「すごいわあ、」って皆で口をそろえて言うと、 「俺はな、熊と女を獲ることが得意なんだよ」って。 なかなかのハンターとお見受けしたが、わたしたちは聞かなかったことにして、「ごきげんよう」って言って別れたのだった。 山を下っていくとき、その熊獲り名人の車がわたしたちを追い越していく。 こっちに手をふったので、 「熊によろしくーっ」って叫んであげた。 どんな人がかぶっていたんだろう。 あれこれと想像してしまう。 わたしが思うにですね、 この帽子は、中年のご婦人のもの。 やややせぎすでちょっとイカリ肩、そうね、グレーのハーフコートを羽織っていて、淡い色のフレームの眼鏡をかけている。髪には白いものが若干あるが、やや茶色に髪を染めているの。 女同士でやってきて、(ああ、でもどうして、帽子をとったんだろう) ってここまで書いてきてキイを打つ手がとまった。 女同士で喧嘩になって帽子をとばされ髪をつかまれたとか。。。 んなこと、ありえないな。 わが想像力の貧困を恥じるとともに、帽子のなぞは深まるばかりであった。 春昼に突き出された腕。 いったいこれは。 なにを隠そう、わたしの腕である。 しんがりを歩いていて、一人で遊んでみた。 そして、雉に出会った。 梅の木の下にいるんだけど。 ゆっくりゆっくり春日のなかをただようにように歩いて行った。 ともかくも良き休日であった。。。。
by fragie777
| 2016-03-27 22:49
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