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12月25日(金) クリスマス 旧暦11月15日
ブログを急いで書きはじめたのであるが、あたりはワックスの匂いがたちこめている。 スタッフたちがさっきまで一所懸命、大掃除をしていたのだ。 わたしといえば、それどころじゃないのよ。 ゲラを送ったり、修正したり、帯をつくったり、最後の悪あがきではないけど、大掃除などするゆとりもなく一心不乱で仕事に埋没した。 だからわたしの回りのみ、相変わらず汚いまま。 多分これはこのまま年を越すことになるんだろうなあ。 小人(コビト)さんが欲しい。。。。 夜中に可哀想なわたしみたいな人のために、小人(コビト)さんがやってきて知らないうちにきちんとしてくれるっていうお話があったじゃない、 あの小人さんよ。 クリスマスの夜に小人さんがやってくるなんて、素敵だなあ。 もう恋とか愛とかいらないから、小人さんが欲しいぞ。 さて、昨日の「増殖する歳時記」は、三宅やよいさんによって池田澄子句集『拝復』より。 冬の蚊のさびしさ大工ヨゼフほど 池田澄子 今日はクリスマスイブ。家がカトリックだったので小さいころから夜中のミサに出かけるのが常だった。ツリーやプレゼントで浮き立っている街をよそ眼にひたすら地味なクリスマスを過ごした。聖家族の中でもマリアやキリストに比して話題にのぼらないのが大工ヨゼフ。飼葉桶に眠る赤子のイエスに跪いてマリアと共に見守る以外聖書の中でも出番がない、現在の父親並みの影の薄さである。セーターの上から人を刺しても満腹になるとは思えず寄る辺のない冬の蚊と聖家族の中に居づらい様子の大工ヨゼフのさびしさ。こんなことをよく思いつくなぁ、クリスマスがあっても聖家族を思うことすら少ない世の中で。『拝復』(2011)所収。 そして23日の毎日新聞の坪内稔典さんによる「季語刻々」は、藺草慶子句集『櫻翳』より。 冬木立転校生と帰りけり 冬木立の中を帰っているのは生徒と生徒、それとも生徒と先生だろうか。学園ものドラマの一光景ともいうべき句だ。句集『櫻翳』から引いたが、「枯木立光の方へ歩きなさい」という句もある。こちらは、先生が生徒に話している感じ。季語「冬木立」は常緑樹を含むが、季語「枯木立」は葉をすっかり落とした木立。 今日はこれからふらんす堂の忘年会。 女子だけでやるの。 いまも仕事を手伝ってもらっている愛さんもやってきて席で待っている。 さっ、はやく書き上げて行かなくっちゃ。 ふらんす堂は明日から冬期休暇、4日から始まります。 わたしは休みどころじゃない。 みんながいない仕事場で頑張るのだ。 ああ、もう行くって。 わかった、行くわよ!! じゃ。
by fragie777
| 2015-12-25 18:02
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